海外から帰国後のホテル隔離生活を紹介【期間・部屋・過ごし方】

2022年6月14日

mountains and clouds outside of an airplane window

コロナ禍で海外に行く人はあまり居ないかもしれませんが、今回出張で韓国に行ったのでその時の隔離生活を紹介します。

隔離の条件や日数などは感染状況等によって日々変わっていきますので参考程度にお願いします。

帰国後に隔離される日数は条件によって様々

2022年3月より期間が変更になった

指定国かそうでないかで隔離の条件が変わります。
今回は指定国である韓国から帰国したのでその時の様子を紹介します。

指定国から帰国後の隔離される条件は以下のようなものがあります。(2022年4月現在)

  • ワクチンを2回打っている場合・・・3日間の隔離
  • ワクチンを3回打っている場合・・・自宅や任意のホテルで3日間待機
  • 帰りの飛行機の座席近くで陽性者が出た場合・・・濃厚接触者扱いになるので1週間から2週間の隔離
  • 帰国後の空港でPCR検査が陽性の場合・・・2週間の隔離

ワクチンを2回打っているか3回打っているかで指定の施設で3日間隔離されるか、自宅や任意のホテルで3日間待機するかが変わってきます。

ちなみに私の場合は、ワクチン2回目を打ってから6か月経っていなかったので3回目を打ちたくても打てない状況でした。
せめて2回目を打ってから6か月以内の人も自宅かホテル待機にして欲しいところですね・・・
3回目を打たせたいが為に3回目を打った人を優遇しているのでしょう。

コロナウイルスが流行し始めた当初は強制で2週間隔離だったのでかなり緩和されてきていますね。

帰国後の隔離生活を紹介します

飛行機から降りてすぐに隔離ホテルに行けるかと言うとそうではありません。
事前に用意した書類の提出や誓約書などに記入したり、PCR検査を受ける必要があります。

出国前72時間以内に受けた陰性証明書の提出と誓約書などにサインをして、空港内でPCR検査を受けて陰性が証明されればやっと隔離先のホテルに移動出来ます。

待ち時間が長いので入国からホテルに到着するまで3時間ほどかかりました。

隔離先は空港近くのホテルだった

空港から観光バスに乗って移動

私の場合は関西空港だったので空港のすぐそばにあるホテルが隔離されるホテルでした。(5分ほどで到着)
その他の空港の場合はもっと遠い所まで移動させられる場合もあるそうです。

部屋の様子

普段は観光客やビジネス客向けに営業されているホテルなので部屋は綺麗でした。

部屋から出ることが出来ないだけでテレビ、インターネット等は同じように利用可能でした。

室内は禁煙で、空港内でもタバコを吸えるところが無かったので喫煙者の方は長期間タバコを吸えないことになります。

ご飯は毎日3食配られる

ご飯は朝・昼・夕と毎日3食分配られます。
受け取り方法は部屋のドアの前に椅子が置いてありその上にご飯が置かれます。

ご飯が置かれたら部屋のインターホンが鳴るので鳴ってから数分後にドアを開けて受け取るという流れです。
ご飯を配る人と接触しない為に数分後にドアを開けるように指示しているのだと思います。

部屋に居る間は部屋から出たりドアを開けることは禁止されていますが、ご飯を受け取る時だけは許されます。

ちなみにメニューは毎日違うものを食べることが出来ました。
隔離中はご飯を選んで食べることが出来ないので好き嫌いが多い人は厳しいかもしれません。

朝、昼、夕と毎日決まった時間に配られるので昼まで寝たりせずに規則正しい生活をしていました。
寝坊して受け取らずにずっとそのままにしておくとどうなるのかは分かりません。

アプリで毎日位置情報と体調を報告する

日本に入国したらまずは「My SOS」というアプリを入れる必要があります。

このアプリから毎日「現在地報告」「健康状態報告」をします。
「待機場所登録」は隔離されるホテルに到着した時だけで良いです。

ちなみに報告し忘れたとしてもアプリの通知が出てくるので問題ありませんでした。

これらの報告の他に「ビデオ通話」がかかってくることがあります。
通話と言っても特に何も話したり話かけられたりすることは無く、顔と背景が映るようにビデオ通話をするだけです。
ちゃんと隔離先のホテルに居るかどうかを確認しているのだと思います。

生活必需品のみ買い物が可能だった

生活必需品とは以下のような物です。

  • 乳幼児・児童に必要な物・・・離乳食、おむつ、牛乳等
  • 衛生用品・・・生理用品、下着類、コンタクトレンズ用品、マスク等
  • 医薬部外品・・・目薬、湿布等
  • 基礎化粧品・・・化粧水、洗顔、メイク落とし等
  • アレルギー対応食

小腹が空いたからといってお菓子やカップラーメンを買うことは出来ませんでした。

他の空港やホテルによってはカップラーメン等を買ったり、外部からの差し入れが出来る場合もあるかもしれません。

事前に買い物しておくしかない

隔離期間中にお菓子とかカップ麺などが欲しくなりそうな人は飛行機に乗る前に買っておくしかありません。
帰国後に空港の売店で買い物することは出来ません。
ほとんど体を動かすことが無くなるのであまりお菓子を食べすぎない方が良いと思いますが。

最終日にPCR検査をして陰性なら解放される

最終日の前の日にPCR検査をする為の容器が配られます。
採取方法は唾液です。

最終日の朝7時までに採取してドアを開けたところにあるカップに容器を入れるように指示がありました。
PCR検査の結果は14時から16時に出るとのことなのでかなり時間が空きます。

出国前・入国後・隔離最終日と短期間で3回もPCR検査をすることになりますね。

解放後は通常の生活に戻れる

解放後は空港まで移動することになり、その後は公共交通機関を使って帰宅しても問題ないようです。
また、会社に出社することも可能です。

隔離生活中の過ごし方

私の場合は、AmazonプライムビデオやdTV等のようなサブスクでひたすらアニメを見るか、ノートパソコンを持ってきていたのでブログを書いたりオンラインゲームをして過ごしていました。

完全なインドア人間なので全く苦痛ではありませんでした。ずっと休みみたいなもんだしもう少し長くても良かったくらい。

部屋にはテレビしかないので何かしらの娯楽が無いと暇すぎて退屈な日々を過ごすことになりそうです。
初回なら1か月無料でお試し出来るところがほとんどなので隔離中だけでもサブスクに加入してみてはいかがですか?

まとめ

帰国後の制限がかなり緩和されてきたとはいえまだ昔のようには行かないので早く日常に戻ってほしいですね。

国によってはまだ観光目的での入国を認めていないところも多いのでまだまだ時間がかかりそうです。

体験記

Posted by tarou