BMW3シリーズ(F30)のLCI風エアコンパネルに交換してみた
LCI(後期)のエアコンパネル
前期型のBMW3シリーズはつや消しのエアコンパネルが装着されています。
後期型からは艶ありのピアノブラックで塗装されたエアコンパネルが装着されるようになります。
しかも、アンビエントライトと連動してエアコンパネルの周りが光ります。
純正品を取寄せようかと思っていましたが、中国製で安くコピー品が販売されているので買ってみました。
ちなみに、中国の通販サイトが使える方はもっと安く買うことが出来ます。
到着まで結構時間がかかる等のデメリットはありますが。
F30型以外にもF31, F32等のF3〇シリーズなら同じパネルが使われています。
コピー品は純正と同じピアノブラック以外にもカーボン調やシルバーもあるようです。
エアコンパネルの交換方法
エアコンパネルの交換方法を紹介します。
必要な工具は、トルクスレンチ、内張り剥がしがあれば交換可能です。
内張りを外す
エアコンの真ん中の吹き出し口から助手席まで伸びている内張りを外します。
内張り剥がしがあると傷を付けずに外すことが出来ます。
内張りがある程度浮きあがると数か所にクリップで止まっているので順番に引っ張り上げると外れてきます。
内張りが外れるとエアコンの吹き出し口と一緒に外れます。
真ん中にコネクターが刺さっているので抜いてから外します。
次にエアコンパネル下側の内張りを外します。
これも内張り剥がしを使って外します。
エアコンパネルを取り外す
エアコンパネルは4か所にトルクスネジで固定されています。
確かT20のトルクスネジでした。
トルクスネジを外すとこのような感じで外れます。
ケーブルも一緒に付いてくるのでコネクターを外して完全に分離させます。
エアコンパネルから操作ボタンを外す
この作業が今回一番難しいです。
数か所に爪で固定されているだけなのですが、数か所ある爪を同時に持ち上げながら外さないと上手く外れません。
一個ずつ爪を持ち上げるだけでは外れにくいので初めてだと時間がかかると思います。
エアコンパネルから操作ボタンを外せたら後は逆の手順で新しいパネルに取り付けるだけなので簡単です。
配線作業
エアコンパネルの周りを光らせる為の配線をします。
配線作業と言っても特に工具等は必要ありません。
元々灰皿の上辺りにLEDが付いているので、その配線から電源を分岐させます。
初めから合うコネクターが付けられているのでカプラーONです。
配線を上手く隙間に押し込んでやらないとパネルが付けられません。
私はパネルの右下辺りの隙間に押し込みました。
注意点としては何故かコネクターの下から出ている1本の線は切り落とすかテープで絶縁しておきましょう。
常に電気が流れているので金属部に接触するとバチッと火花が出ました。
完成
元通りに内張りを戻せば完成です。
戻す前に点灯するかどうか確認してから戻すことをオススメします。
iDriveのアンビエントの項目から写真のように色を変更することが出来ます。
「Mode Classic」と「Mode Sports」の2色から選ぶことが出来ます。
ここを変更するとエアコンパネル以外にも灰皿の上、ドアの照明等全ての色が変わります。
明るい時間帯に見るとこのような感じです。
艶ありの黒になったので指紋が付きやすいです。
元々のつや消しパネルと比べて高級感も出て良い感じですね。
まとめ
後期型になると細かい点の変更があって良いなぁと思うことがありますが、基本的に構造は同じなので前期型に流用することが出来ます。
しかも、安く中国製の部品が出ていて品質も全然問題ないので、気になる方はこちらを試してみても良いと思います。