煽り運転や危険運転を見かけた時の通報先を紹介します【後日でも可】

2022年6月14日

selective focus photography of cars

煽り運転や危険運転等に対する罰則が強化されましたが、未だに完全に無くなることはありません。
そこで今回はこういった行為を見かけた際の対処法を紹介します。

緊急性がある場合は110番通報

走行中にしつこく煽られたり、変な人が車から降りてきたり等、今自分に直接被害がある場合はその場ですぐに110番通報しましょう。
ちなみにこの場合はやむを得ない場合なので、運転しながら電話を使っても罰則はありません。

可能であれば周りの車に巻き込まれて事故を起こしてしまわないようにどこかの駐車場に入るか、高速道路の場合はサービスエリア又は安全な路肩に停車するようにしてください。
この場合はドアを開けられることが無いようにドアのロックをかけて、窓も閉めておきましょう。

緊急性が無い場合

では、危険運転を見かけたり煽り運転を受けて走り去って行った時等、緊急性が無い場合の対処法について紹介します。
こちらの方法は後日でも可能です。

基本的に発生した県の警察署または警察署のホームページに情報提供してください。
後日通報する場合は、情報提供した内容を元に検挙してもらうにはドライブレコーダーの映像はほぼ必須と言っても過言ではないでしょう。
もちろん撮ることが出来るなら動画でも良いと思いますが、写真やメモだけだと十分な証拠にはならないので検挙することが不可能です。

最近は安くて性能が良いドライブレコーダーも増えてきましたし、シガーソケットから電源を取るだけの簡単な物もありますので自分を守る為にも付けておきましょう。

ネットから通報する

各都道府県の警察署のホームページに危険運転の通報窓口を設けている場合もあります。
例としていくつか都道府県別の通報窓口を紹介します。

京都府悪質・危険運転者情報(飲酒・無免許・あおり運転等)
兵庫県あおり運転情報提供メール
岡山県危険運転、あおり運転等の情報をお寄せください
福岡県情報提供のお願い(悪質・危険な運転関係)
長野県あおり通報BOX

上記のように煽り運転専用の通報窓口を設けている都道府県もあります。
こういった窓口が無い都道府県の場合は各都道府県警察のホームページにあるお問い合わせ窓口から通報または情報提供をしても良いと思います。

警察署に相談する

煽り運転を受けたり見かけたりした場合、その地域を管轄している警察署に相談するという方法もあります。
主に警察署の交通課が対応してくれると思いますが、分からなければ教えてくれると思います。

ドライブレコーダー等の映像があればさらに詳しく相談に乗ってくれる上に状況によっては捜査に踏み切ることが出来ます。

実際にネットから通報してみた結果

自分が直接被害を受けた訳ではありませんが、過去に蛇行したり煽り運転を繰り返す悪質な運転を見かけたので京都府警のネット窓口から通報しました。

証拠として、その時は社用車に乗っていたのでドライブレコーダーの映像を提供することは出来なかったので、スマホで撮った写真のみです。
今思えば動画で撮影すれば良かったですね。

ちなみに通報窓口のフォームに動画や写真を添付することは出来なかったので、警察が必要だと思えば後日データのやり取りをするのだと思います。

通報後に連絡が来る

ネットから通報してから2日後くらいに警察署から携帯電話に連絡がありました。

場所、行為、車両の特徴等を伝えましたが、映像が無いと証拠にならないので検挙までは出来ないが、ナンバープレートから相手は特定出来るので運転者に電話で通報が入っている事を伝えるとのことでした。

まとめ

煽り運転は重大な事故を引き起こす危険な行為です。
罰則が強化されたとはいえまだまだ無くならないので、少しでも失くす為に被害に遭ったら通報することも考えてみてください。
また、検挙に繋げる場合はドライブレコーダー等の映像がかなり重要になってきます。

運転していてついカッとなってしまう人もあるかもしれませんが、常に冷静に判断できるように心にゆとりをもちたいですね。

生活

Posted by tarou