スズキキャリィ(DA16T)にタコメーターを取付してみた
後付けのタコメーター
スズキキャリィ(DA16T)には純正でタコメーターがついていません。
ただの軽トラですが、MT車なので回転数が知りたいということで後付けのタコメーターを取付しました。
タコメーターを選ぶ
後付けの社外タコメーターを調べると、Defi,PIVOT,オートゲージといったメーカーが出てきました。
キャリィで競技に出るわけでもなくある程度の回転数が分かれば良いとのことで、今回はオートゲージ製のタコメーターを選びました。
オートゲージといえばすぐに壊れるイメージがありましたが、最近は日本製の部品が使われていたりと昔と比べると信頼性は上がっているようです。
サイズは52mmと60mmがあります。
今回は52mmの方を選んでいます。
タコメーター取付前に配線
キャリィにタコメーターを取付していきます。
信号の取り出しにエレクトロタップを使っていますが、接触不良などが心配な方は信号の繋ぎ先だけを参考にしてください。
信号線の色を確認する
- 電源ケーブル(4芯ケーブル)
赤・・・常時電源(+B)
黒・・・アース
白・・・ACC(キーオンで通電するところ)
オレンジ・・・イルミネーション(ライトONと同時にメーターの色を変える為に繋ぐ) - 回転数ケーブル
色は白で1本だけです。
回転数信号を繋ぐ
小物置きを外す
運転席と助手席の間にある小物置きを外します。
左右で2個ずつクリップで止まっているだけなので簡単に外すことができます。
コントロールユニットから信号を取り出す
小物置きを外すとECUか何かのコントロールユニットみたいな物が現れます。
ここに繋がっている右側のコネクターのケーブルから回転数信号を取り出すことができます。
このコネクターの上の段の右から3番目のケーブルから回転数を取り出すことができます。
エレクトロタップで回転数用のケーブルと繋ぎました。
電源ケーブルを繋ぐ
電源ケーブルを繋ぐ前にまずタコメーターに付属しているケーブルが短すぎるのでギボシ端子を付けて延長しました。
オーディオ裏のコネクターから電源を取り出す
電源はオーディオ裏のコネクターから取り出しました。
取り出す為にはまず正面のパネルを外す必要があります。
オーディオが繋がっているコネクターから常時電源・ACC・イルミネーションを取り出すことができます。
常時電源・・・一番左の白色
イルミネーション・・・左から2番目の赤色
ACC・・・一番右の水色
アース・・・オーディオ側面の金属に止まっているネジと一緒に固定
見栄えは悪いですが信号線を繋ぎ終わりました。
繋ぎ先だけを参考にするようにしてください。
タコメーター本体とケーブルを繋ぐ
タコメーターを設置する場所をある程度決めてからケーブルの取り回しを考えます。
私の場合はスピードメーターの上辺りにドリルで穴を開けてケーブルを通しました。
穴を開けちゃった方がケーブルが目立たないように這わすより楽でいいですね。
スイッチをエンジンの気筒数に合わせる
スズキキャリィの場合は3気筒なのでスイッチを「3」の位置に合わせます。
これを事前に合わせておかないと正確な回転数が出ません。
動作確認をして完成
配線、気筒数のスイッチを合わせまで出来たらいよいよエンジンをかけて動作確認です。
エンジンを空ぶかししてタコメーターが動くかどうか確認します。
空ぶかしするとエンジン音に合わせてメーターが動いていれば問題ありません。
メーターの針の動きもスムーズでオートゲージでもちゃんと使えます。
ヘッドライトをONさせてみるとメーターの色が変わりました。
イルミネーション信号もバッチリです。
まとめ
- 自分で電装がいじれる人なら簡単に取り付けできそう
- タコメーターがついていない軽トラでも信号は来ているので簡単に取り出せる