引っ越しでハイエースのレンタカーを借りてみた【どれくらい入るのか】
引っ越し業者を使わずにレンタカーを使って引っ越しをしてみました。
ハイエースはニコニコレンタカーで借りた
ハイエースは格安レンタカーのニコニコレンタカーで借りました。
2009年式なので少し古かったですが、昔からずっと見た目が変わらずに売られているので現行型とほぼ同じです。
傷や凹みがあり、走行距離も8万キロ代の中古車でしたがその分安く借りることが出来ました。
引っ越しの荷物さえ載れば良いので見た目はあまり気にしませんでした。
↓ニコニコレンタカー等の格安レンタカーについてまとめている記事があるので良ければご覧ください。
荷物はどのくらい入るのか?
4ナンバーの商用車なので2列目におまけ程度の座席があります。
ちなみに1列目が3人、2列目も3人で合計6人まで同時に乗ることができます。
- 荷室長・・・3000mm
- リアシート通常時の荷室長・・・1855mm
- リアシート折り畳み時の荷室長・・・2470mm
- 荷室高・・・1320mm
- 荷室幅・・・1520mm
ベッドやソファー等の大型家具を運ぶ場合、事前に寸法を測ってみてハイエースの荷室に入りそうかどうか確認しておきましょう。
荷室幅が足りなくても家具を斜めにすれば入る場合もあります。
1人暮らしの荷物なら余裕で入る
冷蔵庫のみ大型サイズだったのでハイエースで運ばずに業者を使いました。
重い物や軽い物が色々とあったので2回に分けて運びましたが、天井ギリギリまで荷物を入れることが出来れば1回で済むかもしれません。(人によって荷物の多さが違うので一概には言えないが)
- 分解したダブルサイズのベッド
- ダブルサイズのマットレス
- 2人掛けのソファー
- 布団
- テレビ・レコーダー・掃除機等の小さい家電
- その他の小物
これらの物を一度に運ぶことができました。
天井が高いのでこれの倍くらいの荷物は入りそうです。
最大積載量に注意
最大積載量はグレードや何人乗るかによって異なります。
借りる前に調べるかレンタカーの店員などに聞いてみるのが確実です。
今回借りたのと同様の商用車グレードのハイエースバンの場合、乗車定員が3人以下の場合1250㎏、4~6人の場合1050㎏です。
乗用車グレードだと座席も多くてたくさんの人を載せることが出来ますが、荷物を載せるスペースが少ない上に最大積載量もさらに少ないです。
引っ越しの場合だと最大積載量をオーバーすることはあまり無いかもしれませんが、心配なら複数回に分けて運びましょう。
ハイエースを運転する上での注意点
普段から仕事やプライベートでハイエースを運転しない人は、普通の車と同じ感覚で運転してしまうと思い通りに走らないことがあります。(駐車時や狭い路地に入る場合は特に)
バックするときに後ろの感覚が分かりずらい
運転席から後ろまでが普通の車と比べると遠いのでどこまでバックしても良いのか分かりずらいと感じるかもしれません。
後ろについているミラーを頼りにどこまでバックして良いのかを判断するのですが、昼間はともかく夜間は全然見えません。
荷物をたくさん積んでいると窓ガラスから外を見れなくなることもあるので注意が必要です。
コーナーセンサーやバックカメラがついていたら運転はかなり楽になりますが、格安レンタカーだとついていない可能性が高いです。
ぶつけてしまっても大丈夫なように追加料金を払ってでも保険に入っておきましょう。
内輪差が大きいので巻き込み事故に注意
ホイールベースが普通の車よりも長いので駐車・交差点・狭い路地などで巻き込まないように注意が必要です。
また、前輪の上に運転席があるのでハンドルを切るタイミングも普通の車とは異なります。
初めてだとバック駐車するときも感覚が違うので何回も切り返すことになると思います。
これらはある程度運転の上手い人なら乗っているうちに適応できますが、運転を普段しない人や苦手な人は注意が必要です。
ステッキ式のサイドブレーキ
ハンドルの左下にあるレバーがサイドブレーキです。
手で引いたり足で踏むタイプとは異なります。
ハイエースにはステッキ式と呼ばれるサイドブレーキが採用されています。
ブレーキをかける時はレバーを引くだけですが、解除するときはレバーについている解除ボタンを握りながらレバーを左に回すとロックが解除されます。
制動距離が長い
大きな車になってくると車重があるのでコンパクトカーと比べるとブレーキの効きはよくありません。
荷物を積んでいる場合はさらに制動距離が伸びます。
車間距離を取って早めのブレーキを心がけてください。
まとめ
ハイエースはかなりの量の荷物を一度に積むことができて非常に便利な車です。
しかし、その反面普通の車と比べると運転の感覚が違ったり駐車や狭い路地等ではいつも以上に慎重にならなければならない場面もあります。
コツさえ掴めればむしろハイエースの方が運転しやすいという人も居るので是非一度乗ってみてください。