ディクセルの低ダストブレーキパッド(Mタイプ)に交換してみた
ブレーキダストが気になる人向け
車にこだわりのある人の場合、ホイールがブレーキダストで真っ黒に汚れているのを気にする方が居るかと思います。
高価なホイールをつけていてもホイールがすぐに真っ黒に汚れると嫌な気分になりますよね。
特に外車やブレンボ等の強化ブレーキがついた車に乗っている人はブレーキの効きが良い反面、少し走っただけで汚れやすい傾向があります。
今回はディクセルというメーカーが出している低ダストブレーキパッドについて紹介します。
ディクセルのMタイプを買ってみました
ごく普通のブレーキパッドと比べると値段が倍くらいするので少し高価ですが、これでホイールの綺麗さが維持できるならと思い切って買ってみました。
今回は私が乗っているセリカGT-FOUR(ST205)でテストしてみます。
ブレーキパッドグリスも付属していました。
ブレーキパッドはゴールドでかっこいいです。(どうせ見えなくなりますが)
ちなみにブレーキパッドのシムは取付不要とのことです。
車種によってブレーキパッドの型番が異なるのでディクセルのHPで適合を調べてください。
>>ディクセル 車種別適合検索
ブレーキパッドの取り付け
ブレーキパッドはDIYで取り付けしました。
対向ブレーキキャリパーの交換方法について簡単に紹介します。
取付方法が分からない方は整備工場での作業をおすすめします。
整備工場等で交換してもらう方はこの項目はスルーしてください。
ブレーキパッドを固定しているピンを抜く
対抗ブレーキキャリパーの場合、ピンを抜けば簡単にブレーキパッドを外すことが出来ます。
ピンを止めている金具を外す
ブレーキキャリパーの裏側を除くとピンに刺さっている金具を抜きます。
工具を使わずに手で引っ張れば外れます。
ピンを抜く
ピンを抜くとブレーキパッドを押さえている金具も一緒に外れます。
ピンは左右の2本とも抜くとブレーキパッドがフリーになります。
ピストンを押し戻す
ブレーキパッドを外したら、新しいブレーキパッドを取り付ける前にピストンを押し戻す必要があります。
恐らく手でピストンを押し戻すことは難しいと思うので押し戻す為の工具が必要です。
写真の工具はバイク用に買った物なので少し小さいですが、なんとか車にも使うことが出来ました。
ピストンを押し戻った分ブレーキフルードがリザーバータンクに戻るので場合によってはタンクから溢れる可能性があります。
念の為ボンネットを開けて溢れないかどうか確認しておく必要があります。
パッドグリスを取り付ける前に塗る
付属のパッドグリスをブレーキパッドの裏側に塗りました。
ピンにも一応塗っておきました。
元通りに組み付けて完了
組み付けた様子を写真に撮るのを忘れていました。
ブレーキパッドを外すことが出来る人なら元に戻せると思います。
取付後のブレーキダストの変化は?
低ダストパッドの交換前と交換後の汚れ具合を比較してみました。
交換前の汚れ具合
交換前の汚れ具合です。
洗車後に100キロくらい走行した後のブレーキダストです。
対向キャリパーにスリットローターが入っているので普通の車よりは汚れるのが早いです。
交換後の汚れ具合
交換後の汚れ具合です。
交換前と同じように洗車後に100キロ程度走行した後の様子です。
汚れがゼロになる訳ではありませんが、交換前と比べるとかなり汚れが抑えられています。
雨の日にも走行したので晴れている日だけならもう少し汚れが少ないかもしれません。
ブレーキの効き具合に変化は?
元々どんなブレーキパッドを使っていたのかによっても体感が変わりますが、元々スポーツ向けのパッドを使っていた人だったらブレーキの踏み始めは少し効きが弱く感じるかもしれません。
踏み込めばしっかり効いてくれるので全然止まらないということはありません。
ごく普通の国産車の純正パッドから交換する分には違いが感じられないかもしれませんが、外車のスポーツカーや強化ブレーキを入れている人が交換すると物足りなく感じるかもしれません。
そもそもメーカーHPにはサーキット走行不可と書かれているようにスポーツ走行向きではないので仕方がありませんね。
普段街乗りでたまにワインディングで流す程度なら全然問題無さそうですが。
まとめ
ディクセルのMタイプに交換したことでブレーキダストを大幅に低減することが出来ました。
しかし、その反面車種や元々使っていたブレーキパッドによってはブレーキの踏み具合が変化してしまうの場合があるということが分かりました。