BMWのデイライトをコーディングで有効化してみた【F30】
デイライトとは
デイライトの正式名称は「デイタイム・ランニング・ランプ」(DRL)といい、LED(発光ダイオード)を使用した昼間点灯用ライトのことを指しています。
また、道路運送車両の保安基準では、デイライトのことを「昼間走行灯」と表記されています。
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-whatis-daylight-Install/
デイライトは日中でも関係なく常に点灯するのが特徴で、歩行者や対向車に車の存在を知らせる為の物です。
日本でも2016年からデイライトが認められたのでこの辺の年式以降の車は標準で付いていることが多いです。
しかし、それ以前に生産されたBMWは他の国ではデイライトが使われていても日本では認められていなかったのでデイライトの機能が標準では封印されています。
安全の為に点灯させるのはもちろんですが、BMWのデイライトのデザインがかっこいいので使えるようにしたいです。
今回はコーディングを使ってデイライトの機能を追加する方法を紹介します。
コーディングに必要な物
コーディングする為の道具は色々ありますが、スマホとBluetooth接続して通信する物が手軽でオススメです。
今回はVgate iCar Proという物を使用しました。
OBD2端子に差し込んだ後にBluetoothでスマホと接続します。
Vgate iCar Proの他にBimmerCodeというアプリが必要です。
アプリ自体は無料ですが、無料版だとプログラムされた内容しか見ることが出来ないので有料版を課金してコーディングを書き込めるようにする必要があります。
デイライトの機能を有効にする
コーディング
BimmerCodeを使ったコーディング方法を紹介します。
フロント・エレクトロニックモジュールの中にある「デイライトモード」を有効にします。
その下にある「デイライト照度」は後で説明しますが、デイライトの明るさを変更することが出来ます。
次にヘッドユニットの中にある「チェックボックス デイライト」を有効にします。
これをしておかないとiDrive上でデイライトの項目が表示されません。
iDrive上で有効にする
コーディングが正常に完了するとライトの項目の中にデイライトが追加されます。
チェックを入れるとデイライトが点灯するようになります。
使いたくない場合はチェックを外せば良いので手軽にオンオフが切り替えられて便利ですね。
デイライトの明るさを変更する
BimmerCode上でデイライトの明るさを変更することが可能です。
ちなみにデフォルトでは100%になっています。
昼間でも直視すると眩しく感じるほか、夜間にアイドリングさせている状態が特に100%の明るさだとかなり眩しいので照度を下げています。
色々試した結果40%に落ち着きました。
昼間でも遠くから点灯しているのが分かるくらいなのでとりあえずこれくらいで様子を見ます。
気に入らなければまたコーディングすれば良いので色々試してみるのが良いと思います。