日本未販売のトミカをチェック!中国限定トミカを紹介
中国でしか売っていないトミカがある
トミカと言えば日本でしか売っていないと思いがちですが、実は色々な国で売られています。
その中でも中国には日本に売っていないモデルがあります。
中国専用モデルは品番が「CN-」から始まります。
日本で売っている物とは異なる金型で作られています。
箱の裏側を見てみると日本の物とは違った警告文が書かれています。
株式会社タカラトミーの文字は日本語で書かれていますが、それ以外の文字は中国語です。
購入した当時は1台39.90元で購入しました。
今の為替レートで計算すると873.17円となっています。(2024年6月現在)
探せばもっと安い店があったかもしれません。
全て持っている訳ではありませんが、持っている中国限定トミカを紹介したいと思います。
中国限定トミカの紹介
トヨタカムリタクシー
CN-02 トヨタカムリタクシーです。
ちなみにCN-01は乗用車版カムリですが、まだ持っていません。
この型のカムリのトミカは日本では売っていないので珍しいです。
XV40という型のカムリで、最近はあまり走っているのを見かけません。
箱やトミカの側面に書かれているように「出租车」と書いてタクシーという意味です。
中国に行ったことがある方は空港等の案内板によく書かれているので知っているかもしれません。
ヘッドライトやテールランプの塗り分けはされていますが、全体的に質感はあまり良くありません。
ドア等の開閉ギミックもありません。
中国は左ハンドルの国なのでちゃんとトミカも左ハンドルになっています。
紅旗
CN-11 FAW HONG QIです。
「紅旗」と書いてホンチーと読みます。
紅旗とは、中国の自動車メーカーである中国第一汽車の中の高級車ブランドのことです。
このトミカで採用されたモデルは「L7」というモデルで、実際はL9, L7, L5と言ったように複数のモデルが存在します。
スケールは1/84と普通のトミカと比べると小さいですが、実車の全長が6mとかなり大きい為か、小ささは感じません。
トミカの箱に入れる為にスケールを小さくせざるを得なかったのだと思われます。
前だけですがナンバープレートも実際の物が再現されています。
見ての通りこの紅旗は現行モデルではなく少し前のモデルとなっています。
丸いヘッドライトに大きなグリルがクラシックな感じですね。
リアは紅旗のエンブレムが再現されています。
他の中国限定トミカは質素な感じがしますが、この紅旗だけはしっかり作り込まれています。
後部座席よりに設置されたサンルーフは開いた状態です。
パレードの時等に顔を出して手を振ったりすることが出来るようになっています。
FAW JIEFANG J6(ORANGE)
CN-13 FAW JIEFANG J6というトラックです。
このトラックも先ほどの紅旗と同じメーカーで中国第一汽車というメーカーが作っているトラックです。
ちなみにオレンジと書かれていますが、レッドも存在します。
エンブレムやロゴが再現されています。
現地では中国メーカーのトラックもたくさん走っています。
トラックの荷台の角度を変えられるギミック付きです。
荷台だけプラスチックなので安っぽいのが残念ですが、ギミックがあるので遊べそうですね。
FAW JIEFANG KE CHE(BLUE)
CN-14 FAW JIEFANG KE CHE (BLUE)です。
こちらも同じく中国第一汽車が作っている観光バスです。
スケールが1/164となっていることから実車はかなり大きいことが想像できます。
色はブルーだけでなくイエローも存在します。
トミカでは珍しく大きなサイドミラーがついているのが特徴です。
メーカーのエンブレムも印刷されています。
このトミカのモデルとなったバスも中国内ではたくさん走っています。
まとめ
中国限定トミカの一部を紹介させて頂きました。
実際はCN-1~CN-15まであり、全部揃えると15台あります。
中国限定トミカは2011年頃から販売されていて今も生産されているのか分かりません。
実際に中国のおもちゃ屋さんに行っても一部しか揃えることが出来ませんでした。
少し高いですが、日本でもネットで買うことが出来るのでコレクションに加えたいという方は探してみてはいかがでしょうか。