オンライン講習を受けて運転免許更新の時に時間短縮する方法【優良運転者と一般運転者向け】
オンライン講習とは?
運転免許更新の時に免許センターで受ける講習をオンライン上で受けることが出来ます。
オンライン上で受けることによって、免許センターで講習を受ける必要がなくなります。
このサービスを使うことによって免許センターで長い時間並んで講習を受けることなく更新することができますが、視力検査と写真撮影だけは従来通りに行う必要があります。
オンライン講習が受けられるのは北海道、京都府、千葉県、山口県の4都道府県のみです。(2024年8月現在)
一般運転者もオンライン講習が受けられるようになった
令和5年10月から一般運転者もオンライン講習が受けられるようになりました。
元々は優良運転者(ゴールド免許)のみでしたが、一般運転者も受けられるようになるのは大きいですね。
オンライン講習を受ける方法
都道府県によって方法が若干異なるかもしれませんが、今回は京都府を例にして説明します。
私の場合はスマートフォンを使って受講しました。
各都道府県のホームページからログインする
オンライン講習のホームページよりログインしてオンライン講習を受けます。
オンライン上で講習を受けるにはマイナンバーカードが必要です。
講習を受ける際のページは以下です。
オンライン更新時講習モデル事業(https://epoc.npa.go.jp/epocwnoauth/epocw101/displayTop)
パソコンで受ける場合はマイナンバーカードを読み取る為のカードリーダーが必要です。
スマートフォンで受ける場合はマイナンバーカードを読み取る為にNFC機能がついたスマートフォンが必要です。
マイナンバーカードを読み取った後は、免許証番号を入力する必要があるので運転免許証を見ながら入力します。
基本的に画面の案内に従って入力していくだけなので簡単でした。
動画を視聴する
動画視聴の流れは上記の通りです。
優良運転者の方は30分、一般運転者の方は40分動画を視聴します。
チャプターごとに確認テストと顔写真撮影があります。
ちなみに確認テストは間違っても大丈夫です。
顔写真撮影は計3回ありますが、自分でシャッターを押すのでいきなり撮られるということはありませんでした。
パソコンで見る場合はWEBカメラが必要だと思われます。
動画を早送りしたり巻き戻したりすることは出来ませんでしたが、もう一度見ることは出来ました。
チャプターごとであれば途中で動画を見るのを辞めたとしても途中から見ることは可能です。
運転適性検査を受ける
質問に答えていくと運転者の傾向や性格が表示されます。
結果によっていくつかの動画を視聴します。
最後にまた顔写真の撮影をして終了となります。
最後にアンケートを答える
全ての動画を見終わったらアンケートに答えます。
オンライン講習を受けてみてどうだったか?等の質問に選択肢の中から答えます。
アンケートを受けないとオンライン講習を受けたことにならないので注意が必要です。
全て終わるとこのような画面が表示されます。
免許センターに行く
京都府の場合ですが、オンライン講習を受けた方は朝一番に行く必要はありません。
指定の時間に来るように書かれているのでその通りにして行きます。
ちなみに予約する必要もありません。
優先的に処理してもらえる
オンライン講習を受けた人用の窓口があるのでまずはそこに行きます。
それから視力検査と写真撮影をするのですが、オンライン講習を受けた人は既に並んでいる人を抜かして優先的に処理してもらえました。
優先的に処理してもらえたおかげで免許センターに到着してから新しい免許証が交付されるまで30分くらいでした。
現状オンライン講習を受ける人がかなり少ない印象があるので早く対応してもらえていますが、今後オンライン講習を受ける人が増えてくるともう少し時間がかかるようになるかもしれません。
まとめ
- オンライン講習を受けるにはマイナンバーカードが必要。
- パソコンの場合はカードリーダーとWEBカメラ、スマートフォンの場合はNFCに対応している必要がある。
- 外出先や隙間時間に動画を見ることが出来る。
- 免許センターに朝一番に行く必要がない。
- 地域やタイミングにもよるが免許センターで並ぶ必要がほぼ無くなる。
- オンライン講習を受ける人が少ないので爆速で交付される。
- 結局は免許センターに行く必要がある。