10年間使っていたiPhoneからAndroidに乗り換えたメリットとデメリット

2022年6月14日

学生時代からずっと使い続けていたiPhoneユーザーでしたが、最近やりたいと思ったことがiPhoneだと出来なかったり、やろうと思っても手間がかかる等の理由で思い切ってAndroidに買い換えました。

あくまでも私の使い方の場合で便利になったということなので参考程度にお願いします。

i子

使い慣れたiPhoneからAndroidに買い換えるのって面倒じゃない?
操作も新しく慣れなきゃいけないし・・・

管理人

確かにずっと使い続けてただけあって迷ったよ。
でも1ヶ月使ってみた結果すぐ慣れることができたし、やりたいことが出来るようになって満足しているよ。
今回は買い換えたことで感じたメリットとデメリットを紹介するよ。

Androidにしたメリット

独自規格から解放された

iPhoneの独自規格と言えば、ライトニング端子・iTunes・iCloud等があります。

ライトニング端子

まずライトニング端子ですが、iPadはUSBタイプCが採用されていますが何故iPhoneだけライトニング端子なのか?
壊れやすいし量販店等でまともなケーブルを買うと高いし良いことがありません。
その点Androidは全てUSBタイプCなので複数のケーブルを持ち歩く必要が無くなりました。

パソコンとのデータのやり取りが楽になった

今まではiTunesiCloudDriveを経由してファイルの転送をしていましたが、Androidの場合はUSBメモリにデータを転送するのと同じでドラッグ&ドロップでデータを転送するだけで終わります。

Appleのアプリが入っていないパソコン(自宅以外のパソコン等)でも気にせずにデータのやり取りが行えます。

USBケーブルで繋ぐだけで全てのデータが見れる

iCloudも便利だと思いましたが、無料で使える容量じゃとても足りないし音楽とか書類とか入れる度に毎回経由させるのめんどくせー!って思っていました。

音楽に関しては、今時CDからデータ移さずに「AppleMusicがあるだろ」って言われるかもしれませんが、マニアックな楽曲やサウンドトラック等はほとんど無くて結局iTunesを使うことになっていたのでパソコンからデータが楽に移せるのは助かりますね。

2つ同時にアプリが起動できる

普段からスマホでYouTubeとかアマゾンプライムビデオを見ることが多いのですが、2つ同時に起動できるようになったおかげで見ながらメッセージを返したりとか、見ながらネットサーフィンが出来るようになりました。

YouTubeを見ながらネットサーフィン

iPhoneでも最近やっとピクチャインピクチャの機能が実装され、アマゾンプライムでも小画面を出しながら他のアプリを使えるようになりましたが、YouTubeの場合は制限がかけられてそれが出来ませんでした。(YouTubeプレミアムならできる?)

ピクチャインピクチャももちろんできますが、2つ同時に起動できるのでYouTubeの制限とか気にせずに使えます。

確かアップルだとiPadがこの機能を使えたと思います。

カスタマイズが豊富

iPhoneのときは壁紙くらいしか変更できなかったですが、Androidはたくさんいじるところがあります。
初期状態だとiPhoneと違ってあまり使い勝手が良くないので、人によっては面倒に感じるところかもしれませんね。

  • ランチャーと呼ばれるホーム画面
    これの選択によって使い勝手が大きく変わります。

  • ホーム画面にウィジェットを設置
    よく使うアプリのウィジェットを設置しておくとすぐに呼び出せる。

  • アイコンの大きさとか並び変えが自由
    iPhoneは左上から順に決まったところにしかアイコンが置けませんでしたが、どこにでも置けます。

ランチャーアプリを入れてカスタムしてみた

ここでは詳しく紹介しませんが、「NovaLancher」というランチャーを使っています。

ウィジェットを設置してアプリの小画面を表示させたり、よく使うアプリだけをホーム画面に設置して、その他のあまり使わないアプリは一覧から使うようにさせています。

また、例の1つですが未読数カウントの位置、大きさ、色なども変えられ、とにかくいじる箇所が多いです。

あとはボタン2回押しとか画面をスライドさせたりする「ジェスチャー」を設定することで即座にアプリやスマホの機能を呼び出すことも可能です。

ちなみにiPhone風のランチャーを入れればiPhoneっぽいデザインで使うことも出来ます。

値段が安くてスペックが良い

私が最近購入したmoto g100とiPhone12Proとのスペックと値段を比較してみました。

スペックはantutuベンチマークのスコア・CPU・メモリを基準にしています。
moto g100は内部ストレージが128GBなのでiPhone12Proも128GBを基準にしていて、価格はどちらも公式サイトの定価を引用しています。

antutu スコアCPUメモリ価格
moto g100660,826Snapdragon 8708GB58,800円
iPhone12 Pro574,155A14 Bionic6GB117,480円

https://gajeota.com/device/motorola-moto-g100/antutu(moto g100引用元)
https://gajeota.com/device/apple-iphone-12-pro(iPhone12Pro引用元)

現行モデルの最高峰であるiPhone12Proと比較しても値段が安く高性能であることが分かります。

正直な所、iPhone12Proも十分高性能なので2台のスペックの違いは体感できないかと思われます。
スペックが良いと言ってもそれを生かすアプリもほぼ無いですし完全に自己満足なところはあると思いますが、ガジェット好きとしては高性能というだけでテンションが上がります。

SDカード等の外部ストレージが使える

内部ストレージも十分な容量があるのであまり使う機会はないかもしれませんが、microSD等の外部ストレージが使える機種が多いです。

万が一本体の容量が足りなくなっても増やすことが可能です。

デュアルSIMに対応している

海外版のiPhoneならデュアルSIMに対応していますが、日本で一般的に販売されている物は対応していません。

Android端末なら標準でデュアルSIMに対応している機種が多いです。
最近はトリプルSIMというのもあるみたいですね。

私の場合は会社のSIMカードと個人用の安いSIMカードの2枚で使っています。

最新の技術が一足先に使える

最近だと画面の中に埋め込まれた指紋認証ワイヤレスパワーシェアといったものがあります。

iPhoneにもワイヤレス充電や顔認証等の便利で新しい機能がついていますが基本的にAndroidの方が採用されるのが早いです。
毎年新しい機種が頻繁に発売されるので当たり前と言えば当たり前ですが。

新しい技術が一足先に使うことが出来るのはガジェット好きとしては嬉しいのではないでしょうか?

後からアプリを入れて機能を拡張できる

例として私の場合、「Tasker」というアプリを入れてこの動作をしたら次にこれをするといったように簡単なプログラムのような物を裏で組んでいます。

どんなことをしているのか簡単に説明します。

  • カーナビのBluetoothに接続 → アマゾンミュージック起動 → 自動再生
  • 家に着いた → マナーモードOFF → 家を離れる → マナーモードON
  • 指定した時間になった → アプリ起動

といった感じで条件をつけて何かを起動させたり等、アプリを1つ追加するだけで出来ることが増えます。

Androidにしたデメリット

機種が多く、性能もそれぞれ違う

Androidの場合、同時期に販売されている機種でもとある機能が使えたり使えなかったりメーカーによって様々です。

例えば私が使っているmoto g100には防水とおサイフケータイの機能がありませんが、どちらも対応している機種ももちろんあります。

iPhoneだったら余程古いモデルを買わない限りはどれを買っても基本的な性能は同じなので失敗が少ないです。

LINEのトーク履歴が引き継げない

iPhoneで10年間使ってきたLINEのトーク履歴は引き継げませんでした。
どうせ見ないし良いかと思っていても何か寂しい感じはします。

iPhoneからiPhoneへの機種変更だったら引き継げていましたが、Androidへは引き継げないようです。

ちなみに友達のリストやグループ、購入したスタンプは引き継げます

サポートがiPhoneと比べて短い

Android端末の場合、メーカーにもよりますがOSのアップデートは早い機種で2年程度で打ち切られたりします。長い間サポートされる機種もあるのでメーカーによって様々です。
iPhoneは結構古いモデルでも長い間アップデートの対象だったりしますね。

まぁ、アップデートが来なくなったからと言ってアプリが使えなくなったりするわけじゃないですが、気になる人は気になりますね。
本体代が安いので面白い機種が出たらどんどん買い換えて行こうと思っています。

ノーマルの状態だと使いにくいことも

ランチャーアプリ等を入れて自分の好きな仕様にカスタマイズするのがAndroidの良さでもあるのですが、そういうのが苦手な人には向いていないと思います。
また、ノーマルの状態だと使いにくい機種もあります。

Androidに買い換えてからカスタマイズできる所は少ないけど、初めから完成されているiPhoneって使いやすかったんだな~って改めて思いました。

ケースや保護フィルムがあまり売ってない

AndroidでもGalaxyとかAQUOS Phone等の割とメジャーな物は量販店でも売っていることが多いですが、私のようにマイナーな機種を買うとほぼ売っていません。
ネットで買うことになります。

ちなみに、Android端末は最初からケースと保護フィルムが付属している機種もあるので買わなくても良いというメリットもあります。

その点iPhoneだったら種類もかなり豊富で家電量販店から雑貨屋さんまで色々なところでオシャレな物が売っていたりしますね。

まとめ

ざっと思いつく範囲でメリットとデメリットをまとめてみました。
他にも人によって感じるメリットとデメリットがあると思うので興味がある方はまずはサブ機として実際に使ってみてはどうでしょうか?

デメリットも多いですがAndroidに変えて後悔もしていませんし、次に買うとしてもAndroidを買うと思います。

しかし、自分で設定を弄るのが苦手、普段はLINEかネットサーフィンか動画にしか使わないという人はiPhoneを強くオススメします。
安いからという理由だけで買ってしまうと後悔するかもしれませんね。

PCスマホ関係

Posted by tarou