偏光フィルムを交換して見えなくなったメーター液晶を修理する方法【反転表示】
劣化したバイクの液晶メーター
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古いバイクのメーターの液晶画面が見えにくくなってしまいました。
今回は例としてスズキアドレスV125の社外メーター(キタコ製)の液晶が見えにくくなってしまったので修理してみます。
昼間はまだギリギリ見えますが、夜になるとほとんど見えなくなってしまいます。
速度も分かりにくいし燃料計もかなり見にくくてずっと我慢して乗っていました。
表面の偏光フィルムを貼りかえる
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まずメーターを分解する前に偏光フィルムを購入します。
Amazon等でたくさん売られているので好きな物を購入してください。
私は粘着タイプではない物を使いましたが、裏面が粘着タイプの物を使う方が良いかもしれません。
メーターを分解する
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まずはメーターを分解して画面に貼り付けられているフィルムを剥がします。
メーターの分解方法は車種によって異なるので割愛します。
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偏光フィルムは貼り付ける角度によって見え方が変わります。
メーターを分解した状態で電源を入れます。
偏光フィルムをどの角度にすると画面の表示が見やすくなるのか調べます。
偏光フィルムをカットする
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剥がしたフィルムと同じ大きさになるように購入した偏光フィルムをカットします。
先ほど調べた見やすくなる角度のままカットしてください。
新しいフィルムを貼り付ける
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カットしたフィルムを貼り付けました。
元々貼ってあったフィルムの跡がベタベタしていて粘着力があったのでそれを利用して貼り付けました。
元々と比べるとかなり見やすくなったと思います。
表示に問題が無ければ分解したメーカーを元に戻して完成です。
夜はまだ見にくかった
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昼間は見やすくなったのですが、夜は全然見えません。
ネットで調べると表面の偏光フィルムを貼りかえるだけで上手くいっている人が多いのですが、私のバイクはそう簡単にはいかないようです。
表面のフィルムを貼りかえるだけで治った方はこれにて作業完了です。
これでも治らない場合は裏面のフィルムも貼りかえる必要があります。
裏面の偏光フィルムを貼りかえる
作業に必要な物
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裏面のフィルムを貼りかえるには、一度基板から画面を取り外す必要があります。
ハンダ吸い取り線を使って基板にハンダ付けされている画面を外します。
細かい作業になるので2.0mm幅の物を購入しました。
基板から画面を取り外す
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このメーターの場合は片側に14本の足があるので全てハンダを吸い取りました。
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全てハンダを吸い取って基板から外すことが出来ました。
全て外すとまた基板に入れるのが大変なので片側のみ外して作業することにしました。
画面裏側のフィルムを剥がす
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フィルムを剥がしました。
表面のフィルムと違って、フィルムの裏側に白い紙というかフィルムが貼られています。
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剥がしたらシール剥がしを使って裏面は綺麗にしておきます。
糊が残っているとフィルムを貼った後に目立ってしまいます。
偏光フィルムをカットする
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偏光フィルムをカットして裏面に白い紙を貼り付けました。
白い紙は無くても良いかもしれませんが、元々のフィルムにも貼ってあったので同じように貼っておきました。
また、この時の偏光フィルムの角度はどうするのかという問題があります。
とりあえず適当にカットして表示に問題があれば表面のフィルムをまた貼りなおせば大丈夫です。
フィルムを貼って基板に画面を取り付ける
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逆の手順で基板に画面を取付けます。
基板の穴に入りにくい場合は、穴の中にハンダが残っています。
画面の足をハンダゴテを使って熱しながら入れると入ってくれます。
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全ての足が入りました。
後は一つ一つはんだ付けするだけです。(はんだ付けした後の写真は撮り忘れました。)
動作確認
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ついでに表面のフィルムの裏表を逆にして表示を反転させました。
フィルムの角度だけでなく裏表で背景と文字の色を入れ替えることが出来ます。
夜でも見やすくなりました。
表示を反転させたことによって昼間が若干見にくくなったような感じがありますが、許容範囲かなと思います。
まとめ
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- メーター本体を買い替えなくても偏光フィルムを貼りかえることで表示が見やすくなった。
- メーターの劣化具合によっては裏表の両方を貼りかえる必要がある。
- 裏面を貼りかえる場合は基板から取り外す必要があるので少し難易度が高い。
- ついでに表示を反転させるとかっこいい。