廃盤になった後に価格が高騰してきているトミカを紹介
トミカが廃盤になる理由
トミカは昔から1~120番までの120台が通常ラインナップとして販売されています。(ロングトミカを除く)
毎月第三土曜日になると2台の新しいトミカが発売されると同時に1~120番までのトミカのどれかと入れ替わり、入れ替わったトミカが廃盤となります。
トミカが廃盤になるまでの期間は様々で、2年くらいで入れ替わるトミカから長い物は5年とか6年とか生き残っているトミカもあります。
例外ですが、「ロンドンバス」は超ロングセラーで46年間販売されていました。
廃盤になる理由は、明確には公表されていませんが人気度・自動車メーカーとの契約・おもちゃの安全基準の変化などが原因で入れ替わっていくと思われます。
廃盤後に高騰する理由
廃盤後に高騰するトミカは、現実世界の車が人気であることが多いです。
現実でも廃盤になったレアな車や・90年代の日本のスポーツカー・街でよく見かける車等、理由は様々です。
基本的に廃盤後に箱と内袋が全て残って傷もない状態であれば定価よりは高くなりますが、ここで紹介するトミカは定価の2倍以上に高騰しているトミカを紹介したいと思います。
高騰しているトミカの紹介
価格はどれもヤフオクの落札価格を参考にしています。(2021年8月現在)
箱が残っていてトミカ本体が綺麗な物だけを対象にしています。
№96 トヨタシエンタ
発売日 | 2016年7月16日 |
廃盤日 | 2019年3月16日 |
販売期間 | 2年7ヵ月 |
ヤフオク相場 | 約1500円 |
販売期間は短めなこともあってか市場に出回る数が少なかったと思われます。
ヘッドライトやテールランプが簡素化されているのと、色が街でほぼ見かけない色なのが原因であまり売れなかったのかもしれません。
しかし、社用車・タクシー・ファミリーカー等で街で今でもよく見かける車種なこともあってか今になって欲しいと思う人が増えてきているのかもしれません。
ギミックはトランクの開閉となっています。
№78 スバルレヴォーグ
発売日 | 2015年6月20日 |
廃盤日 | 2017年8月19日 |
販売期間 | 1年11ヵ月 |
ヤフオク相場 | 1000円前後 |
通常版と初回特別仕様の2種類が存在します。
実車は迫力があってかっこいいのですが、このトミカの場合はフロント周りの造形がイマイチな感じです。
また、引っ込んだタイヤもカッコ悪いですね。
実車と比べるとコレジャナイ感があるので売れなかった結果、短命に終わってしまったのかもしれません。
結果、あまり出回ることがなかったために価格が上昇してしまっているのでしょう。
トミカでは珍しくボンネットが開閉するギミックがついています。
№84 ホンダフリード
発売日 | 2009年4月18日 |
廃盤日 | 2012年10月20日 |
販売期間 | 3年6ヵ月 |
ヤフオク相場 | 2000~3500円 |
販売期間は3年6ヵ月とそこまで短命ではないですが、何故か値段が高くなっています。
ヤフオクで検索すると、箱が綺麗に残っている状態の出品が少ないことも原因かと思われます。
型落ちのフリードですが、今でもファミリーカーとして街でたくさん見かけます。
乗っているから同じモデルのミニカーが欲しい人がたくさん居るのかもしれません。
ギミックはトランクの開閉となっています。
№82 スズキラパン
発売日 | 2009年10月17日 |
廃盤日 | 2012年12月15日 |
販売期間 | 3年2ヵ月 |
ヤフオク相場 | 1500円前後 |
販売期間はそこまで短いわけではないですが、ヤフオク相場が高めとなっています。
ヤフオクで検索をかけると箱も全て揃っているまともな物が少ないことが原因で値段が上がってきているのかもしれません。
トミカでは珍しくリアワイパーが再現されていますね。
ギミックはありませんが、謎のステッカーが付属しています。
№5 トヨタランドクルーザー
発売日 | 2008年6月21日 |
廃盤日 | 2013年2月16日 |
販売期間 | 4年8ヵ月 |
ヤフオク相場 | 1700円前後 |
販売期間はそこそこ長い方だと思うのですが、これも箱が残っていて綺麗な物が少ないので値段が上がってきているのかもしれません。
トミカとしての造形は悪くないのですが、フロントグリルとヘッドライトがまとめてメッキ処理されていてフロントがカッコ悪いのがもったいないところですね。
ギミックは左右ドアの開閉となっています。
№54 ホンダシビック タイプR
発売日 | 2007年11月17日 |
廃盤日 | 2011年8月20日 |
販売期間 | 4年3ヵ月 |
ヤフオク相場 | 5000~8000円 |
シビックタイプR(FD2)です。
実車の中古車も値上がりしていてトミカも同様に値上がりしています。
ヤフオク相場としてはかなり高く、値段の幅も大きいです。
塗装がハゲハゲで箱も無いような悪い状態でも1000円近くで取引されています。
ギミックはボンネットが開閉します。
VTECの赤ヘッドが再現されています。
トミカプレミアム№15 スバルインプレッサ 22B-STiバージョン
発売日 | 2016年4月16日 |
廃盤日 | 2019年4月20日 |
販売期間 | 3年 |
ヤフオク相場 | 4000~5000円 |
割と最近廃盤になったばかりですが、かなり値上がりしています。
実車でもインプレッサ22Bは数千万くらいの価値がありますが、トミカプレミアムでも同様に価値が上がっているようです。
トミカプレミアムなだけあってよく再現されていてかっこいいですね。
まとめ
たまにリサイクルショップ等で相場より安く売っていることがあるので見つけたら確保しておきましょう。