リファラースパムに対する対処法【謎のPV数増加・xtrafficとは】
アクセス解析で重要なリファラーとは
リファラーとはWebページを訪れる前に経由したWebページのことで、どのWebサイトから入ってきてくれたのかを見ることが出来ます。
ブログ等のWebサイトを運営されている方はアクセス解析をする上で重要な情報となります。
SNS等でフォロワーが極端に多い場合を除いて、通常は検索エンジンからのリファラーが一番多いでしょう。
また、書いた記事が他のサイトやSNS等で拡散された場合、リファラーにも反映されるのでどこから見に来てくれているのかを知ることも出来ます。
リファラースパムとは
リファラーの一覧を見ていると聞いたことのないWebサイト名が表示されることがあります。
気になって経由元をクリックして確認すると、聞いたことのない海外のサイト(英語や中国語等)や変な日本語のサイトだったりすることが多く、何故こんなところからアクセスが?と疑問に思うことが多々ありました。
サイト運営者がGoogleアナリティクス等の解析ツールを使って気になるリファラー元を調べることを狙って、Webサイトから経由してアクセスしたと見せかけ、別のサイトに誘導させるというスパム行為のことです。
普通アクセス解析をしていて見たことないサイトからのアクセスがあったら気になって調べてしまいますよね?そういう行動を狙って奴らは自分のサイトに誘導させようとしているのです。
リファラースパムが増えるとどうなるのか
サイトを運営していると訪問者数やPV数が気になりますよね。
SEO対策をしたり、記事を増やしたり、見やすいレイアウトにしたり等によってどうアクセスに変化があったのかを見ている人も多いと思います。
しかし、ここにリファラースパムが増えることによって、正常なアクセス解析が出来なくなってしまいます。
xtraffic+とは
リファラーの一覧を見ていると変な英語の文字列のサイトがたくさんあります。(写真はごく一部)
「誰かが他のサイトから経由して見に来てくれたのか!」と思ったら、どれをクリックしてもxtraffic+というサイトに飛ばされます。
最近このブログで増えてきたリファラースパムで、アクセスすると少し変な日本語のページに飛ばされます。
軽く読んだ感じだとSEO対策の会社のように思えますが、調べてもあまり情報がありません。
関係のないサイトのリファラーをたくさん残した上に全部このサイトに誘導するあたりまともな会社とは思えません。
しかも、ほぼ毎回違う名前でアクセスされるので対策が難しいです。
リファラースパムの対処法
リファラースパムの対処法を説明します。
Googleアナリティクスの場合
Googleアナリティクスを使っている場合、「管理」>「ビューの設定」と進んでいくと、「ボットのフィルタリング」という項目があります。
ここにチェックを入れることによってGoogleがボットだと認知しているアクセスを自動的に全て除外してくれます。
WordPressのプラグインで対策する
私は「Stop Bad Bots」というプラグインを使っています。
全て英語なので解説されているサイトを参考に設定してください。
他にも対策用のプラグインは存在しますが、何年も更新されていなかったりと本当に効果があるのか疑問に思ったのでこちらのプラグインを使っています。
まとめ
リンクを踏んでしまうと相手の思うつぼなので怪しい・聞いたことのないリファラーはクリックしないようにしよう。(アクセスしたことによってウイルスや個人情報流出の可能性もゼロではない)