ステアリングの革が経年劣化で色が剥がれてきたのでアドカラーで補修してみた
今回は色が落ちてきた純正ステアリングをDIYで補修する方法を紹介したいと思います。
経年劣化で色が落ちてきたステアリング
例として日産ノート(E12)の純正ステアリングです。
写真のようによく手が触れる部分の色が落ちてきました。
初めはあまり気にならない程度でしたが、使っているうちにどんどん色が薄くなってきて表面がテカテカになってきています。
最近の日産車は色々な部分の劣化が早い傾向があるように思えますね・・・
業者に革の張替えを依頼すると・・・
ステアリングの革を張り替える専門業者が存在します。
張替え工賃を聞いてみると、だいたいどこの業者も35,000~40,000円くらいが相場でした。
余程思い入れのある車とかステアリングなら払う価値はあるかもしれませんが、お買い物専用車なのであまりお金はかけたくありません。
とりあえず安く済む方法でやってみることにします。
アドカラー クロ
ステアリングを補修する為に選んだ商品はコロンブスという会社が出している「アドカラー」です。
ステアリングなら基本的にブラックですが、色は数種類存在します。
元々は革靴が擦れて薄くなってしまった部分に塗って補修する為のものだそうですが、革製品ならほぼなんでも使えます。
ステアリングの補修手順
ステアリング表面を脱脂する
アドカラーを塗る前に表面をシリコンオフで脱脂しておきます。
常に手が触れている部分なのでしっかり目にやっておく方が良いと思います。
ステアリングにアドカラーを塗布する
塗る際に筆や指で塗る方法もありますが、ティッシュに少量つけてから薄く伸ばしていく感じの方がムラになりにくかったです。
ステアリングの色と合わない場合は、ティッシュに少しだけ水をつけてから塗ると良いと思います。
私の場合は薄く伸ばしていくうちに馴染んできたのでそのまま塗りました。
完全に乾くまで運転するのは控えた方が良さそうです。
塗ってから15分くらいで手につかないくらいには乾いていましたが、念の為3時間くらい触らずに放置しておきました。
完成
余程顔を近づけない限り塗っているのが分からないくらいにはなっています。
革用の補修材なので良い感じに馴染んでくれました。
テカテカだった表面も良い感じにつや消しっぽくなって質感も上がった気がしますね。
塗った直後は補修材の臭いがしますが、乾いてしばらくすると臭いも気にならなくなります。
まとめ
革用の補修材でもステアリングを綺麗にすることができた。
数百円でここまで綺麗になるならやってみる価値はありそうです。