激安の互換インクを使ってトラブルになった話【プリンターヘッドの詰まり】
互換インクとは
互換インクとは、プリンターメーカーとは違うメーカーが作って売っているインクのことです。
形状は純正インクと全く同じ物なので、型番さえ合っていればプリンターにセットして使うことが可能です。
純正インクと比べると値段が安く、半額以下で買える物が多いです。
メーカーが純正で出しているインクは値段が高いので、安く買える互換インクを求めるユーザーは多く、種類やメーカーもたくさんあります。
再生インクとは
使用済みインクカートリッジを回収し、リサイクルして新たにインクを充填して売られている再生インクと呼ばれるものもあります。
メーカー純正の物ではないので互換インクとして扱われますが、リサイクルに手間がかかっている分互換インクと比べると値段が高いです。
互換インクに交換してみた結果
機種はエプソンの「PX-049A」を使用。
今回はお試しでブラックのみ互換インクにしてみました。
今回買った商品は送料込み1個で300円ほどという安さですが、評価も良くショップ側も不良品だった場合は返品返金にも応じるとのこと。
カラーだと発色が悪くなってしまうと目立ちそうですが、ブラックなら大丈夫そうという理由でブラックだけとりあえず交換しています。
互換インクをセットすると「純正品ではありません」というような警告文が表示されますが、そのまま無視して印刷できます。
かすれてまともに印刷できない
互換インクを使うのは初めてだったので試しに白黒でヤフーのトップページを印刷してみました。
文字や画像がかすれて読むことすら出来ません。
ヘッドクリーニングをしてみた
5回くらいヘッドクリーニングを行いましたが、ノズルチェックの結果ブラックだけかすれて正常に表示できない状態です。
純正インクに戻してみた
互換インクの不良品だと思い、ショップに問い合わせたところ返金して頂けたので純正インクを買って取り付けてみました。
流石に純正に戻せば大丈夫だろうと思っていたら・・・
かすれて印刷できない
純正インクに戻したにもかかわらず、かすれて印刷できないどころかほとんどインクが出ていません。
4回ほどヘッドクリーニングをしても変わらず。
互換インクで何度もヘッドクリーニングをしているうちにプリンターヘッドが詰まってしまったのかもしれません。
綿棒でヘッドを清掃する
※メーカーが推奨する方法では無いので自己責任でお願いします。
インクカートリッジを全て外し、インクを吸い取る部分に水で濡らした綿棒を押し当てて固着したインクを溶かして拭き取っていきます。
色が混ざってしまう恐れがある為、色ごとに綿棒は変えてください。
完全に乾くまで待った後にインクカートリッジを戻して再度ヘッドクリーニングを実行します。
清掃した結果
特に変わらず色が全くでないままです。
現状は何をやってもインクが出ません。
しかし、この方法で改善する場合もあるそうなので一度試してみる価値はありそうです。
解決しました(追記)
洗浄カートリッジでインク詰まりが直ったので記事にまとめています。
よければご覧ください。
まとめ
粗悪な互換インクを使った結果、プリンターが全く機能しなくなってしまいました。
安い互換インクはインクの粒子が純正インクと比べて荒いのでプリンターヘッドを詰まらせやすいです。
互換インクがちゃんと使えている人も居るようなので、互換インク自体が悪いという訳ではありません。
ちゃんと名の通ったメーカーの物を買うか、半額以下で買えるような怪しいインクは避けた方が良さそうです。