【バイク】デイトナのワンウェイバルブでYZF-R1のブレーキフルード交換してみた
デイトナのワンウェイバルブとは
デイトナのワンウェイバルブを使ってYZF-R1のブレーキフルードをDIYで交換します。
ワンウェイバルブについては、前回アドレスV125でも紹介していますので詳しくはこちらをご覧ください。
原付でも大型バイクでも同じ方法でフルード交換やエア抜きが可能です。
YZF-R1(4XV)のフルード交換
初期型R1のフルードを行います。
違う年式でも方法自体はほぼ変わらないかと思います。
フロントのリザーバータンクのフタを開ける
ホースとワンウェイバルブをセットする
ホースの出口のペットボトル等で出てくるフルードをこぼさないようにする。
先にブリーダープラグにメガネレンチをかけておく(8mm)
ブレーキフルード交換
ブリーダープラグを少し緩めてブレーキレバーをギューっと握るとブレーキフルードがジワジワと出てきます。
緩めすぎるとブリーダープラグの根本からもブレーキフルードが滲んだりエアを吸い込んでしまう原因になります。
何回もブレーキレバーを握ってブレーキフルードを排出していきます。
ある程度ブレーキフルードが抜けてくるとリザーバータンクの量が減ってくるので無くなる前に継ぎ足します。
完全に無くなってしまうとエアーが混入してしまいます。
混入した場合はエアーが抜けるまで「握る→補充」を繰り返します。
塗装にブレーキフルードがかかってしまうと塗装が痛んでしまうので注意が必要です。
もしかかってしまった場合は、すぐに水で流しましょう。
排出されるブレーキフルードが透明になるまで繰り返し行います。
フロントはダブルディスクなので左右とも同じ手順で行いました。
リアのリザーバータンクのフタを開ける
フタを開けるにはリザーバータンクを固定しているネジを緩めてから手前にリザーバータンクをずらす必要がありました。
フロントと同様にフルード交換をする
手順はフロントと全く同じです。
ワンウェイバルブとホースをセットし、ブリーダープラグにメガネレンチをかけておきます。
リアの場合はフットブレーキを手で上下に動かしながらフルードを排出させます。
フルードを規定量まで入れて終了
排出したフルードが透明になったらリザーバータンクに入っているフルードの量を規定量に合わせて終了となります。
余談
リアのフルード交換が終わった後、何故か周囲が濡れていると思ったらマスターシリンダーからフルードが漏れていました。
幸い走行中に油圧が抜けることはありませんでしたが、事故に繋がるのでしばらく走行させず、近々オーバーホールかシリンダー本体の交換が必要ですね。
古いので部品がすぐに手に入るか心配です・・・・
↓こちらの記事でマスターシリンダー交換しています。