世界最小のウインカー(Kellermann Bullet Atto)を付けてみた

2022年12月1日

世界最小のウインカーとは

ドイツのウインカーメーカーであるケラーマン(Kellermann)が販売しているBullet Attoというウインカーが世界最小のウインカーのウインカーと言われています。

ケラーマンのウインカーは小さいながらも保安基準適合品なので車検に対応しています。
実際に車検場でも特に何も言われませんでした。

色はマットブラックまたはクロームの2種類、レンズはクリアまたはスモークの2種類があります。

バレットアトー(Bullet Atto)の取付

付属品は、本体・ナット・圧着スリーブ・収縮チューブ・説明書が入っていました。
左右のウインカーを交換する場合は2セット買う必要があります。

配線は特に難しくありません。
また、取付はバイクによって異なる場合が多いので大まかに説明します。

配線

私の場合は純正のウインカー線を切って、バレットアトーの配線を繋ぎ合わせました。
ウインカーのコネクター付近でケーブルを切りました。

付属の「スリーブ」を用いて配線を繋ぎ合わせます。
スリーブを圧着することで配線同士が固定されます。

スリーブを圧着しただけではショートしてしまう恐れがあるので付属の収縮チューブを使って絶縁処理を行いました。
収縮チューブを収縮させるにはヒートガンが必要です。
ライターでも代用できますが、焦げないように加減が必要です。

スリーブを圧着する前に収縮チューブを先に入れておくことを忘れないように注意が必要です。

車体への取り付け

車体への取り付けは少し工夫する必要があります。
ウインカー本体のネジ径がM5サイズなので純正の位置に取り付ける場合はそのまま付かないことが多いと思います。
私の場合はM5からM8に変換する為のオプション部品を別途購入して取り付けました。

念のため、本体と変換アダプターにネジロック剤を塗っておきました。

また、そのままでは取り付けることが出来ないのでデイトナの「ウインカーホルダープレート」を別途購入して純正の位置に取り付け出来るようにしました。

私の場合は、ヤマハのMT-01に取り付けしたのでヤマハ用のウインカーホルダープレートを用意しています。

カスタムバイク等で、純正位置以外の場所に取り付ける場合はオプションパーツが複数用意されているので考えて付ける必要があります。

>>ケラーマン ウインカー オプション

配線が簡単に千切れそうなくらい細いのでコルゲートチューブで保護をしておくことをオススメします。

コルゲートチューブの太さは3φの物でちょうど良さそうでした。

完成

バイクに取り付けた様子です。
ウインカーがかなり小さくなって存在感がほぼ無くなりました。

カウル付きのバイクとか外観をかなりカスタムしたバイクだとより効果がありそうですね。

取付位置の保安基準に注意

MT-01はヘッドライトとウインカーが一体式となっていました

ウインカーの左右の取付感覚は、フロントが250mm以上、リアが150mm以上と決められています。
>>ウインカーの取付位置について

この写真だと遠近法で大丈夫そうに見えますが、実際にメジャーで測ってみると250mmギリギリでした。

ウインカーが小さいが故に保安基準をクリア出来なくなる可能性がある為、注意が必要です。

せっかく配線までして取付したのに全てやり直しになってしまうので、事前に距離を測っておくことをオススメします。

オプションパーツを使う

ケラーマンのオプションパーツの中に15mmエクステンションという物があるので、こちらを使ってみました。
左右で計30mm取付位置を広げることが出来ます。

30mm程度では取付位置の基準をクリア出来そうにない場合は他の方法を考える必要があります。

エクステンションの取付は本体と車体側の間に入れるだけなので簡単ですが、ケーブルをエクステンションの中に通す必要がある為、配線をする前に必ず入れておきます。

ネジ式になっていますが、手で締め付けることしか出来ないので、ネジロック剤を塗っておきました。
また外すことを考えて中強度または低強度の物を使う方が良いと思います。

15mmエクステンション・M8変換アダプター・ウインカーホルダープレートを組み合わせるとこのように感じになります。

点灯させた様子

動画で点灯させた様子を撮ってみました。
小さなウインカーですが、眩しいくらい明るいです。

まとめ

・ケラーマンのバレットアトーはウインカーの存在感を無くしたい人にオススメします。
・車検に適合する光量も満たしているので設置位置さえ問題が無ければ車検にも合格できる。