ヤマハMT-01のオイルとフィルター交換をDIYでやってみた
ヤマハのVツインであるMT-01のオイル交換をやってみたいと思います。
排気量が大きい(1670cc)こともあってオイルの量も普通のバイクと比べると多い上にひと手間かかるので少しでも安く済ませる為に自分でやってみました。
MT-01のオイル交換方法
オイル交換とオイルフィルターの両方を交換します。
アンダーカウルを外す
アンダーカウルを外さないとドレンボルトにアクセス出来ない為、事前に外しておく必要があります。
ついでにカウルの裏側に溜まった汚れを落としておきました。
古いオイルを抜く
MT-01の場合、ドレンボルトは2カ所あります。
ドライサンプ式という構造が使われている為、2カ所から抜く必要があるようです。
フィルター交換する場合は4.1リットル必要とのことなので、オイル処理箱を利用する場合は4.5リットルに対応したものを使います。
1か所目のドレンボルト
オイルタンク(エンジンの左前)にあります。
2カ所目のドレンボルト
クランクケース(エンジンの左側)にあります。
ここからオイルを抜く場合、手前のフレームにオイルが必ず垂れるのでかなり汚れます。
ある程度放置してオイルが出てこなくなったらフレーム周りもパーツクリーナー等で綺麗にしておきます。
ドレンボルトを締める前にパッキンも新品に交換しておきました。
オイルフィルター交換
オイルフィルターを外す前にレギュレーターを外す必要があります。
10ミリのボルト2本で固定されています。
オイルフィルターを外す方法ですが、かなり狭くよく使われるカップ型のオイルフィルターレンチが入りません。
薄型の物があれば入るかもしれませんが。
私の場合はベルトレンチを使用して外しました。
他にプライヤータイプのオイルフィルターレンチでも外すことが出来るかもしれません。
オイルフィルターを外すとある程度オイルが垂れてくるので下に受けを用意しておきます。
逆の手順でオイルフィルターを取り付けたら完了です。
新しいオイルを入れる
オイル選び
MT-01の指定オイルは20W-40ですが、純正のヤマルーブに今はこの粘度のオイルが存在しないので社外品のオイルを入れる必要があります。
20W-40となるとあまり選択肢が無いのでカストロールの15W-50を選びました。
低回転型で熱量の多いエンジンなので極力指定オイルに近い物を選ぶ必要があります。
オイルの量
オイルフィルター交換無し | 3.7リットル |
オイルフィルター交換有り | 4.1リットル |
オイルフィルターを交換する場合、中途半端な量が必要なので5リットル買う必要があります。
オイルを入れる
一気に規定量を入れたいところですが、ドライサンプなので2.5リットルくらい入れたところで溢れてきます。
一度エンジンをしばらくかけてからまた残りのオイルを入れます。
規定量の4.1リットルを入れても量が全然足りていない感じだったので、結果的に4.6リットルくらい入れました。
走行しているうちにオイルを食ってしまうのか、4.1リットル以上抜けているのかもしれません。
まとめ
ドレンボルトが2カ所・一気に入れられない・オイル量が多いと言ったように一般的な車種と比べると手間がかかるし値段もかかることが分かりました。
少しでも安くする為にDIYでやりましたが、手間を考えたら工賃を払ってやってみても良いのかもしれません。