ホイールに塗ったラバースプレーの剥がし方を考える

2023年10月28日

気軽に塗れて飽きたら剥がすことができるラバースプレーですが、長時間貼っていると剥がしにくくなることが多いです。
今までに剥がしたときに試した方法を紹介します。

ラバースプレーを剥がす

XXR527という海外のホイール

私の場合は、ヤフオクで白ホイールのつもりで買ったのにラバースプレーで塗装されていただけだったという嫌な思い出があります。
ブレーキダストが溜まるとラバーと混ざってなかなか取れないしブレーキの熱等でラバースプレーが硬化して全然剥がれません。

そのときに色々試した方法を紹介します。

爪などで普通に剥がす

これができれば苦労しないですね。
少しくらいなら剥がれますが、爪も痛くなってくるしほとんどダメでした。

塗って間もない頃なら剥がせるかもしれません。

パーツクリーナーをかける

これで剥がれたと言っている人もいます。

自分の場合はかなり時間をかけて7割くらい剥がれましたが、ホイールが4本あると思うと気が遠くなるのでやめました。

狭いところやスポークの内側などがなかなか剥がれなくて嫌になります。

根気があれば剥がすことができそうですが、小さな物や塗る面積が狭いもの向けだと思います。

シリコンオイルを塗る

どこかのサイトで見た方法ですが、シリコンオイルを塗って塗装表面に浸透させることで柔らかくなり剥がしやすくなるそうです。

信越化学の「KF-96」というシリコンオイルがおすすめとのことです。

塗ってしばらく放置して浸透させましたが、イマイチ効果がなかったです。
ゴム部品の保護にも使えるので買って損はありませんでした。(ラバープロテクタントの代わりにもなる)

紙やすりで削る

これもかなり根気が必要です。
削りすぎたらホイールに傷もつくのでおすすめできません。

傷がついても良い物なら一気に削ってしまっても良いかもしれません。

剥離剤を塗る

かなり効果がありました

物によっては手が荒れたり臭いがきつかったりするので注意が必要です。
少し効果は落ちますが、水性タイプなら肌にも優しく、臭いもかなり抑えられます。

あまり塗りすぎると本来の塗装も剥がれてしまうことになるので様子を見ながら作業しました。

アセトンで落とす

アセトンを塗装表面に塗ることで塗膜が溶けていきます。

ウエス等に染み込ませてから擦れば少しずつ落ちていきます。

注意点としては臭いがキツイのとフタを開けっぱなしにするとすぐに揮発してしまうことです。
また、本来の塗装表面も傷んでしまう可能性があるので剥離剤同様に気を付ける必要があります。

薬局などでも売っていますが、思った以上にすぐ無くなるのでたくさんあった方が良いと思います。

高圧洗浄機で落とす

これが固着したラバースプレーには一番効果がありました
動画を撮っていますのでご覧ください。

一気に剥がれる訳ではなく少しずつ剥がしていく感じです。

それでもスポークの側面などの細かいところは取り切れないので爪か剥離剤で少しずつ剥がす必要がありました。

また、4本分となると使う水の量もかなり多く、水道代が高くなったと怒られてしまいました(汗)

どうにか剥がれたが、ラバーの破片が飛び散って周りが汚れた

まとめ

  • ホイールにラバースプレーを塗るのだけはおすすめしません
    塗った直後なら大丈夫かもしれませんが、なかなか剥がれません
    ラバーとブレーキダストが混ざってかなりホイールが汚くみえる(ほとんどダストの出ない車なら大丈夫かも)
  • 気軽に剥がせるのが売りですが、剥がせなくなることが多い。
  • ラバー塗装が固着しすぎて高圧洗浄機と水性剥離剤またはアセトンを使うのが一番効率が良かった。

外装,車整備

Posted by tarou