騒音計で社外マフラーの音量測定をしてみた(車検対策)

2022年6月15日

社外マフラーをつけていて、サイレンサーをつけたものの音量が車検の基準に満たしているのか気になったので騒音計を使ってマフラーの音量を測定したいと思います。

普段からマフラーの音量を知っていれば無料車検でドキドキする必要もありません。

車検は近接排気騒音で計る

近接排気騒音とは

車両・測定マフラーともに十分に暖気した後、停車状態で、ニュートラルギア位置にて最高出力回転数の75%の回転数までエンジンを回した状態を一定時間保持し、急激にアクセルを離したときの最大音量値を測定します。

日本自動車スポーツマフラー協会

日本スポーツマフラー協会(JASMA)のホームページから引用しました。
ここを開くと測定位置も図で示されています。

最大出力回転数の75%とは、7000回転まで回るエンジンなら5250回転の位置で一定時間保持し、そこからアクセルを離したときの音量値を計るということです。

この時の音量の基準は生産時期によって異なるので上記のホームページにて確認してください。

騒音計の紹介

デジタル表示で数値が表示されるようです。

電池も付属していてすぐに使うことができます。
中国製の激安騒音計ですが、しっかりとした作りになっています。

「MAX MIN」ボタンで最大値と最小値で数値を固定することもできます。

アイドリング時を騒音計で計ってみた

実際に75%の回転数で計ってみたかったのですが、住宅街なこともありアイドリング時の音量をとりあえず計ってみました。

どこまで正確かは分かりませんが、実際に耳で聞くとバイクのマフラー音の方が大きいので音の大きさの違いは数値で表れているので期待できそうです。

これを実際の近接排気騒音の測定方法で測定すれば、車検に持っていく前にどれくらいの音量があるのか計ることができます。

以前紹介した「もっと消音サイレンサー」を使ってどれくらい音量に差があるのか次回試してみようと思います。