ステアリングプーラーを使ってボスを外す方法【使い方説明】
自力でなかなか外れない
純正ステアリングやステアリングボスを自力で外したことがある人は分かると思いますが、まず簡単には外れません。
私も何回も引っ張ったり叩いたりしてやっとどうにか外れたという経験をしたことがあります。
外れた頃には涼しい時期でも汗だくになります。
そこで今回はアストロプロダクツから販売されている「ステアリングホイールプーラー」を使って楽に外す方法を紹介します。
アストロプロダクツ「ステアリングホイールプーラー」
店舗に足を運んで買うことが出来ましたが、ネット上でも買うことができるようです。
アストロプロダクツ以外のメーカーもOEMで中身が全く同じものを販売していることもあるので中身が同じであれば品質は問題ないかと思います。
付属している6本の長いボルトは車種やボスメーカーによって合わない場合があるので、その場合は別途用意する必要があります。
ステアリングボスの取り外し
プーラーの左右に2本のボルトを差し込み、ステアリング本体またはボスと固定します。
そしてプーラー本体真ん中にある太いボルトを締め込んでいくことで簡単にステアリングを外すことが出来るという代物です。
ステアリング取り外し
ステアリングボスを外す前に社外ステアリングを取り外します。
6本くらいの短いネジで固定されているだけなので簡単に外せます。
一度でも自分で取り付けたことがある人なら問題ないでしょう。
ボスを固定している真ん中のナットを外す
真ん中のナットを外す場合、ソケットレンチ等で外しても良いと思いますが、タイヤを外すときに使う十字レンチを使うと便利です。
私の車の場合、19ミリのナットだったので十字レンチを使うことができました。
17・19・21・22ミリに対応している場合が多いのでほとんどの車のナットを外すことが出来ると思います。
十字レンチを使うことで、きつく締まっているナットに力をかけやすいというメリットもあります。
ステアリングプーラーを固定する
- プーラー本体の左右にボルトを差し込む
- そのボルトをボス本体のステアリングを固定する為のネジ穴に入れる
付属のボルトだと太すぎてボスのネジ穴に入らない為、別途用意する必要があります。
ステアリングボスだとM5のボルトが使われていることが多いと思います。
M5のボルトを使う場合、直径30ミリの大径ワッシャーを用意しないとプーラー本体に取り付けることが出来ません。
2本のボルトである程度固定できたら、プーラー真ん中の太いボルトをステアリングシャフトの中央になるように合わせておきます。
プーラーを締め込んで外す
プーラー本体を固定したら真ん中の太いボルトを締め込んでいくとステアリングボスが外れます。
ある程度締めていくと急にバキッと音がして外れます。
外れない場合もある
ステアリングプーラーを使ってもボスが硬すぎて外れないということがありました。
プーラーを締め付けるごとに大径ワッシャーが食い込むだけで外れません。
締めすぎてステアリングの軸も傷つけそうだったので作業中断となりました。
少しでも危ないと感じたら早めに作業中断をおススメします。
ステアリングの軸を傷つけてしまうと取り返しがつかなくなります。
まとめ
今まで汗だくになって外していたのがバカらしくなるくらい簡単に外すことが出来ました。
叩いたりひっぱたりしてステアリングに傷を付ける心配も無いのでかなりオススメです。