透過率測定器でフロントガラスに貼ったフィルムの透過率を測ってみた【ティントメーター】
透過率測定器とは
2年ほど前にフロントガラスに貼ったフィルムの透過率がどれくらいあるのか調べる為に透過率測定器(ティントメーター)を購入してみました。
今回購入した物はTM2000という機種です。
車検が近いので透過率がギリギリなら剥がしてしまおうと考えています。
貼り直すのにもお金がかかるので出来れば剥がしたくないですが。
使い方
この透過率測定器は2分割に分かれるようになっていて、電源を入れる場合は2つのONボタンを同時に押します。
ONにしてからしばらく待って「100」と表示されたら使用可能です。
付属の2種類のテスト用ガラスで透過率が正常に表示されるのか試してみました。
測定器でガラスを挟んで測定します。
測定器同士が磁石でくっつくようになっているので一度くっつければズレることは無さそうです。
測定すると、ガラスにかかれている数値と同じ数値が機械に表示されます。
機械の経年劣化等で透過率が正常に表示出来なくなることもあるかもしれないので、定期的にテスト用ガラスで数値に狂いがないかどうかを確認しておく必要がありそうです。
フロントに貼ったゴーストフィルムを測定してみた
車のガラスを測定する場合は、テスト用ガラスでやった方法と同様に測定器でガラスを挟みます。
2年ほど前に貼ったシャインゴーストフィルムを測定しました。
結果は「81」と表示されているので81%であることが分かります。
車検に合格する為の透過率は70%以上です。
光が当たると結構青く見えますが、透過率は余裕でクリアしています。
貼ってからそこそこ経っているのにあまりフィルムが劣化していないのかもしれません。
20年以上前の古い車に貼っているのでこのような数値が出ていますが、最近の車の場合はガラスにUV加工等がされていることもあり貼っていない状態でも70%ギリギリの場合もあるようなので車種によって測定結果は異なると思っておいた方が良いです。
他のガラスも測定してみた
純正のプライバシーガラスでも測定してみました。
結果は「58%」でした。
覗き込めば中の様子が分かるくらいの暗さなのでだいたいこんなものですね。
実際のところ車検はどうなのか?
車検場で測る測定値は、今回紹介した測定器の数値よりも2~3%低く表示されることがあるようです。
よって、2~3%くらい低く表示されることを考慮すれば73%以上の数値が出ないと車検場でNGを食らってしまう可能性が高いです。
また、今後は透過率をクリアしていても色付きのフィルムだと車検に通らなくなってしまう可能性もあるので、フィルムを貼っている人は常に最新の情報を仕入れておく必要があります。
8月頃にこのまま車検に持って行くつもりなのでその時の様子をまた後日更新する予定です。
まとめ
フロントガラスにフィルムを貼っている人や、これから貼ろうと思っている人は透過率について気になる人も居ると思います。
車種や使用環境にもよりますが、意外と透過率が落ちていないことが分かりました。