金属の溶接を個人向けに依頼しても引き受けてくれる業者さんを紹介【アルミ】

2024年4月9日

man welding metal bars

個人向けに溶接を引き受けてくれる所は少ない

溶接加工を引き受けてくれる業者さんは全国に多数ありますが、個人を相手にしているところはかなり少ないです。
もしくは、大量に依頼する場合のみ可能だったりします。

仕事で溶接をしている人や、工業高校等で習った人以外はなかなか溶接作業が出来る人が居ないと思います。

そこで、今回は個人でも溶接加工の依頼を引き受けてくれる業者さんを探して実際に依頼してみたときの様子を紹介します。

個人を相手に溶接を引き受けてくれる業者さん

ネットで色々調べていると、個人でどんな小さな物でも引き受けてくれる業者さんを見つけました。
詳しくは以下のHPをご覧ください。

>>隆盛工業 気軽に頼める溶接屋さん

溶接の依頼は実際に来店して物を見せた上でやってもらうか、宅急便等で物を送って作業してもらうかのどちらかを選ぶことが出来ます。

来店せずに物を送って作業してもらった

実際に来店してどのように溶接したいのかを説明するのが一番確実なのですが、距離の都合上どうしても行くことが出来なかったので、事前にメールでやり取りをした上で物を送って、作業完了してから送り返してもらいました。

依頼から作業完了までの流れ

依頼から作業完了までの流れは全てメールでやり取りをしました。

  • メールでどのような物にどのような溶接をして欲しいのかを伝える
    溶接したい物の写真と、簡単な図面があるとスムーズです。(手書きの簡単な物でも可)
  • 大まかな値段の連絡があり、来店または発送での取引のどちらかを選ぶ
  • 注文書を印刷・記入し、溶接して欲しい物と一緒に送る
  • 到着後、しばらくすると正確な見積りが送られてくるので同意すると作業が始まる
  • 作業完了の連絡が来た後に代金を振り込む
  • 入金確認後、着払いで送り返される

おおまかな流れはこのような感じでした。

どのような作業でも受け付けてくれるのか?

実際にお店まで持って行くことが出来るなら大きな物でもやってくれるかもしれません。
精度がかなり重要な部品や、万が一作業中に壊れてしまうと取り返しがつかない物だと断られる可能性もある為、一度相談してみることをオススメします。

実際に溶接を依頼した例

汎用のパワーステアリングタンクです。(材質はアルミ)
下向きに2本出ている継ぎ手の向きを変えたかったので切り落として穴を塞いだ上で側面に取り付けてもらいました。

手書きで簡単な図面を書く

パソコンを使って正確な図面が書けるならそれでも良いですが、このように多少雑でも内容が伝われば問題ないようです。

また、図面とは別に油性ペン等で溶接したい箇所に印をつけておいてあげると相手も助かると思います。

完成

完成した様子です。
事前に指示をした通りに仕上げて頂きました。

難しいと言われているアルミの溶接ですが、とても綺麗な仕上がりです。

実際にパワステフルードを入れて使ってみましたが、フルード漏れも無く問題なく使うことが出来ました。

まとめ

市販で売っている物ではどうしても合わない場合も多く、このように個人でも気軽に依頼することが出来る業者さんがあると非常に助かります。

希少品や廃盤品等で、お金を出して買いたくても買えない部品等でも溶接することによって問題を解決できる場合もあると思います。
悩んでいる方は一度相談してみてください。

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Posted by tarou