コルゲートチューブでエンジンルームの配線を保護してみた
![crop ethnic mechanic revising modern taxi transport bonnet](https://r1st205.com/wp-content/uploads/2021/10/pexels-photo-5835426-1024x682.jpeg)
古い車の配線は劣化する
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20年以上前の古い車に乗っているとエンジンルームの配線を保護しているチューブが劣化してポロポロ崩れ落ちてきたので新たにコルゲートチューブで保護してみました。
このままだと走行時の振動等で配線がどこかに擦れて断線してしまうなんてこともあり得なくはないので、早めに対処しておくことにしました。
コルゲートチューブとは
コルゲートチューブにはポリプロピレンとナイロンの2種類があり、自動車のエンジンルームに使う場合は、対候性に優れたナイロンがオススメですが、車向けに売られている物でも安い物はポリプロピレンが使われています。
ナイロンの方が値段は少し上がりますが、それでも数百円で買うことが出来るのであまり気にならないと思います。(太さや長さにもよる)
コルゲートチューブを使うメリット
配線を痛めにくい
コルゲートチューブを使うことで完璧に防げる訳ではありませんが、エンジンルームの熱気・水分・冷気から守ることが出来ます。
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エーモン等が出している車向けに売られているコルゲートチューブは、耐熱温度が書かれています。
物によっては80~105℃くらいまで耐えられるようになっています。
エキマニのすぐ近くとかでなければエンジンルームの中で使っても問題ないかと思われます。
見た目がスッキリする
コルゲートチューブを使うことで複数の配線を1つにまとめることが出来るのでスッキリします。
純正の配線以外にも追加メーター・サブウーファー等の後付けの電装品を付けている場合でもコルゲートチューブに入れることで見た目がスッキリします。
劣化した配線にコルゲートチューブを取付してみた
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今回は試しに簡単な所をコルゲートチューブで補修したいと思います。
まずは劣化した配線保護チューを全て取り除いておきます。
チューブの割れ目からケーブルを入れていく
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まずは必要な長さになるように切ります。
チューブに割れ目が入っているのでそこからケーブルを入れていきます。
割れ目が入っているおかげでどこからでも取付できるのがコルゲートチューブの利点です。
完成
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全て入れ終わるとこのようになります。
劣化して破れたチューブと比べると見た目がかなり良くなりました。
コルゲートチューブも樹脂なのでそのうち劣化してくると思いますが、5年くらい前に取り付けた物でもまだまだ劣化している様子はないので10年くらいは持つかもしれません。
仕上げにテープを巻いて保護しておく
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コルゲートチューブの端をテープで巻いて保護しておきました。
普通のビニールテープだと時間が経つとベタベタしてきますが、ハーネス用のテープを使うことでベタベタしにくくなります。
純正の配線でベタベタしている物が無いのはこういうテープを使っているからだと思います。
デンカ株式会社という会社が作っているハーネステープがおすすめです。
まとめ
古い車やバイクに乗っている人で配線が劣化してきている人はコルゲートチューブで保護し直しておくことをおすすめします。