スイフトスポーツ(ZC33S)にラルグスのピラーバーを取付してみた
ハッチバックの開口部を補強する
スイフトスポーツのようなハッチバックはリアの開口部が大きいのでボディがねじれやすいと言われています。
スポーツ走行をしないような方はあまり気にならないかと思いますが。
そこで、左右のリアピラーをピラーバーを使って補強してあげることで剛性をアップさせることが出来ます。
スイフトスポーツに限らずピラーバーはかなり効果があると言われているので今回はレビューも含めて紹介してみたいと思います。
ラルグスのピラーバーを取り付ける
取り付け前にピラーバー全体の写真を撮り忘れたのでいきなり作業の紹介に入っていきます。
新品でピラーバーを買えば写真付きで取付説明書が付いてきますので参考程度にお願いします。
シートベルト上部のカバーを外す
シートベルト上部のカバーとはこれのことです。
左右とも同じように外してください。
傷がつかないようにマイナスドライバー等でこじってカバーを外しました。
外すとボルトが見えるのでボルトを外します。
シートベルト上部を外す
シートベルト上部のボルトを外すとシートベルトとカバーが分離されます。
カバーとボルトはもう使いませんが、いつでも純正戻し出来るように大切に保管しておいてください。
シートベルトとブラケットを取り付ける
ピラーバーに付属のカラー・ワッシャー・ボルトを使ってブラケットとシートベルトを固定します。
これも左右同時に同じように取り付けます。
まだ本締めせずにブラケットが少し動く程度に締めておきます。
バーを取り付ける
バーを取付けられる長さに左右均等に合わせてから左右のブラケットに取り付けます。
ちなみにここでも本締めせずに仮締めで行います。
ここで左右のナットを緩めてバーを回していくとピラーバーの張力を調整することが出来ますが、バーのガタツキが取れる程度で大丈夫です。
強く張りすぎると逆にボディが歪んでしまう恐れがあります。
全ての部品が付いたら本締めする
- ベルトの固定ボルト
- ターンバックルナット(長さ調整するところ)
- ヘキサゴンボルト(ブラケットとバーを固定しているところ)
以上の順番で本締めしていきます。
完成
完成するとこのような感じです。
付属品のステッカーを真ん中に貼りました。
艶消しのブラックで目立ちすぎずいい感じです。
リアの居住性には影響がないのか
トノカバーもつけてみましたが、特に干渉することもありませんでした。
後部座席に関してもヘッドレストの後ろ側にピラーバーが付いているので後ろに座る人に影響もありません。
もしかしたら後部座席を倒して大きな荷物を積むときに少し邪魔になってしまうかもしれません。
ピラーバーをつけたままでも車検に通るのか
調べてみても車検には通らないとか、後部座席よりも後ろにあるから大丈夫だとか色々な情報があって実際のところは分かりません。
しかし、ピラーバーの説明書にはこのままでは車検に通らないと書かれています。
車検の度にピラーバーを外さなければならないのかと言われると、そうではなく保護パッドをピラーバーに巻けば車検対応になるそうです。
検査場や検査員によって保護パッドを巻かなくても車検に通った方も居るようです。
逆に保護パッドを巻いていてもディーラーだと断られたりすることもあるようですので行きつけの車屋さんに一度聞いてみるのが確実かと思われます。
そのまま車検に通りました【追記】
パッドを巻かずに車屋さんに車を預けて陸運局で車検を通して頂きましたが、特に何も言われずに車検に通ったようです。
たまたま気づかれなかっただけなのか、分かりませんので参考程度にお願いします。
ピラーバーを付けて走行してみた感想
ピラーバーを取り付けた時の仕様は、ピラーバー以外全て純正の状態です。
街乗りしている分にはほとんど違いを感じませんでしたが、山道を気持ちよく流している時に車体に一体感があってリアがしっかり付いてきている感じがします。
それによって曲がりやすくなったとかは感じませんでしたが剛性は少しでもアップしていると思います。
しかし、数日経つうちに身体が慣れてきたのか特に何も感じなくなりました。