エバポレーター洗浄をしてエアコンの臭いを取る方法
エバポレーターを洗浄する方法
- ブロアモーターを外してエバポレーターの上から洗浄剤を入れる
ダッシュボードの中にあるブロアモーターさえ外せれば車内の中だけで作業が終わる。
洗浄剤の種類が多い。 - 車体の下のドレンホースから洗浄剤を注入してエバポレーターを洗浄する
車体の下に入らなければならない為、ジャッキアップが必要。
上から洗浄剤を入れるより効果がある。
ダッシュボードの中をバラさなくて良い。
車によってはホースがどこか分かりにくい。
洗浄剤の種類が少ない。 - エバポレーターを外して洗浄する
これが一番綺麗になる方法だと思います。
外すのが大変なのである程度知識が必要。
今回は車体の下まで伸びているエアコンのドレンホースから洗浄剤を注入する方法を選びました。
ピットワーク エバポレーター洗浄剤
日産系列のメーカーであるピットワークが出している「エバポレーター洗浄剤」を選びました。
エバポレーターの洗浄と抗菌効果があります。
車体をジャッキアップさせて車体下のドレンホースから注入します。
作業としては下から注入し、数十分放置した後に注入した液体を排出させるだけです。
スプレー本体と注入用のノズルが付属します。
エバポレーター洗浄をする
ドレンホースを探す
ドレンホースの位置は車種によって異なりますが、ほとんどの車種はエバポレーターが助手席側にあると思うので助手席側のバルクヘッドの辺りを探すと見つかる可能性が高いです。
私のセリカGT-FOURの場合は助手席側のバルクヘッドの辺りに下向きに出ているホースがありました。
あまりホースが長くないので車体の下から手を突っ込む必要がありそうです。
上手くやれば無理やりホースの向きを変えてエンジンルームの上から洗浄剤を注入できるかもしれません。
ドレンホースが見つからない場合
車種によっては見えにくい場所にある場合や、アンダーカバーを外さないと見えない車種もあるかもしれません。
エンジンとエアコンをある程度の時間かけていると水が垂れてくるはずなので、垂れてきている場所を辿ってみると見つかるかもしれません。
車種によってホースがかなり長い場合もあるようです。
その場合、ホースの中で洗浄剤がかなり無駄になってしまうので、ダッシュボードの中にあるエバポレーターに刺さっているホースを抜いて車内から注入させる方法もあるようです。
ドレンホースから注入する
まず始めにジャッキアップをしてウマをかけて車体を固定します。
手が入りにくかったので、先にノズルをドレンホースに差し込みました。
取り付けたノズルにスプレー缶を取り付けて注入させます。
ノズルが途中で外れてしまわないように手で押さえながら入れます。
缶の中が空になるまで一気に注入します。
5分くらいで空になりました。
20分ほど放置する
スプレー缶が空になるまで入ったら20分くらい放置します。
液が出てこないようにホースを塞ぐのですが、簡単に抜けそうになかったのでノズルとスプレーを挿したまま宙ぶらりんにして放置しました。
洗浄剤を排出させる
20分ほど放置し終わったら注入した洗浄剤をドレンホースから排出させます。
一気に出てくるので飛び散ります。
ドレンホースの下に洗面器などの受け皿が必要です。
真っ黒な液が出てくると期待していたのですが、あまり汚れてなさそうでした。
細かいゴミがたくさん浮いているので少し汚れが取れたみたいです。
エアコンをしばらくかける
エアコンをしばらくかけて洗浄剤をエバポレーターに浸透させます。
少しドレンホースから出てくると思うのでジャッキアップさせたまま受け皿を車体の下に置いておくと良いです。
- 風量全開
- 内気循環
- ACオン
- 風向きは上半身の向き
- 5分放置
以上のことをして作業終了です。
臭いが消えてエアコンからヒノキの香りがするようになりました。
まとめ
- 一度も洗浄していない人は一度やってみて欲しい
- 車種によっては作業が大変になるかもしれない
- オイル交換のついでに作業すると効率が良さそう