中古のF30型BMWに1年乗ってみた結果【良かった点・故障した箇所】
中古で買ったBMW320iに約1年間ほど乗ってみて良かった点や故障した箇所を紹介します。
中古で買ったBMWの紹介
BMW320i スポーツ F30型
2012年式(前期型)
約79,000キロで購入しました。
走行距離が少し多めでしたが、ワンオーナーでディーラー整備だったので外装内装共に綺麗な状態でした。
購入した時点では不具合は特にありませんでしたが、結論から言うとこの1年間で何回か故障しました。
買って良かった点
見た目が良い
BMWを買う理由は何といってもこれでしょう。
「見た目がよくてかっこいい」からです。
F30は型落ちとは言え現行モデルの1つ前のモデルなのでそこまで古臭くもありません。(2023年5月現在)
2012年から2020年まで製造していたので割と最近の車です。
車に詳しくない人に新車で買ったと言っても多分バレないでしょう。
中古車が安い
BMWに限らず外車は生産から数年経つとかなり安くなります。(車種やグレードにもよりますが)
セダンは特に安くなる印象があります。
私が購入したF30型も乗り出し100万円くらいで購入することが出来ました。
前期型で走行距離にこだわらなければ70万円くらいからでも買うことが出来ます。(2023年5月現在)
前期でも後期でも同じように壊れるので予算や好みに合わせて購入するのが良いと思います。
故障した箇所
中古のBMWを1年間しか乗ってないですが、何回か故障したのでその内容を紹介します。
車速センサー
F型のBMWではよくある故障のようです。
故障しても走行することは可能ですが、メーター内に警告灯が点灯するのでこのままでは車検に通りません。
故障すると純正部品を使ってディーラーで修理してもらうと1輪につき30,000円前後します。
互換部品を使えば半額程度で直してもらうことも可能ですが、中国製の安い互換センサーを使って自分で直すことも可能です。
自分で直した時の記事もありますのでよろしければご覧ください。
オーディオの故障
BMWのオーディオは故障が多いです。
酷い症状だと画面に何も映らなくなる等の症状が発生します。
また、専用設計のオーディオなので社外品を後付けするという選択肢がありません。
壊れたら数十万円だして修理するしかありません。
決して使いやすいオーディオではないので数十万円出して修理するのも考え物ですね・・・
CDが取り出せなくなる
買ったばかりの頃は特に問題ありませんでしたが、CDを挿入した後にイジェクトボタンを押しても出てこなくなりました。
ウィーーンと音がしてCDを出そうとしている様子はしますが、何回ボタンを押しても出てこなくなりました。
イジェクトボタンを押しながら細い棒のような物を突っ込むと運よくCDが出てきましたが、CDはそれ以降使わなくなりました。
これによってCDから音楽を聴いたり、HDDに音楽を転送する機能が使えなくなりましたが、USBから音楽を転送することも可能なのであまり気にしませんでした。
また、Bluetoothを使って音楽を聴くことも可能です。
Bluetoothがたまに途切れる
Bluetoothで音楽を聴いているとたまに「ブチッ」と音がして接続が切れることがありました。
この症状が発生すると15分くらい再接続が出来なくなります。
頻繁に発生する訳ではないのであまり気にせずに使っていました。
エアコンの吹き出し口が切り替わらない
この症状は頻発した訳ではないですが、吹き出し口の切り替えボタンを何度押しても切り替わらなくなったことがありました。
この日は諦めて次の日に乗った時に試すと正常に戻ったりします。
まとめ
・安いのには理由がある。
安く買える理由の1つはよく壊れるからです。
日本車ではあまり壊れない箇所が壊れます。
故障が少ないと言われているF30型でもどこかしら壊れます。
・当たり外れが大きい。
運が良ければ全然壊れないこともあります。
・故障しても気にしないようにする
走行にかかわる重要な部品や毎回使う機能が壊れた時は除く。
1つの故障を直すだけでユニットごとの交換になるので高価な部品が多い。
・かっこいい
よく壊れるのに好んで乗っている人も居ます。
見た目がかっこいいし、運転していて楽しい。