バイクのカウルにカーボン調シートを貼ってみた【車の外装にも使えます】
カーボン調シートとは
カーボン調シートとは車やバイクの部品に貼り付けることによって高級なカーボンパーツっぽく見せるために貼るシートです。
近くで見るとカーボン調だと分かる人は分かってしまうと思いますが。
カーボン調シートはサイズにもよりますが、安いもので2000円前後で「3M」等のように有名メーカーが出している物は6000円前後するでしょう。
今回はあまりお金が無かったので2000円前後で買える安いカーボン調シートを使いました。
中にはすぐに剥がれてしまったり、外装に使えない物も存在するので安いシートを買う場合はレビューをよくチェックしてください。
カウルにカーボンシートを貼る方法
普段乗っているYZF-R1のリアカウルの塗装がボロボロになってしまったので、塗装するかシートでラッピングするか迷っていましたが、今回はカーボン調シートでラッピングしてみることにしました。
貼り付け前に脱脂する
補修面に油分が残っているとシートが剥がれてしまったり、密着性が悪くなったりする恐れがあるので事前にシリコンオフやパーツクリーナー等で脱脂しておくことをおススメします。
ドライヤー等で伸ばしながら貼る
バイクのカウルの場合、形状が複雑なのでそのまま貼ることは出来ません。
ドライヤー等でシートを温めるとシートが少し伸びるので伸ばしながら貼っていきます。
可能なら誰かにドライヤーを当ててもらいながらシートを貼ることに集中した方が貼りやすいです。
1人でやる場合はどうしても両手でシートを伸ばさないと作業がしにくいので足等を使ってドライヤーを上手い具合に固定しながら作業する必要がありますが、かなりやりにくいです。
伸ばしながら少しずつ貼っていかないとしわが出来てしまうので時間をかけながら貼る必要があります。
周りがシワシワになっていますが、ドライヤーで温めれば伸びるのであまり気にしなくても良いです。端っこから綺麗にしていくことに集中すれば問題ありません。
ちなみにドライヤーは3000円くらいで売っている安い物や普段家で使っているような物でも十分です。
ヒートガンだと熱すぎて火傷の恐れやシートやカウルが溶けてしまうかもしれません。
大きい物は分けて貼る
不要なところをハサミやカッターナイフ等でカットして半分が貼り付け終わりました。
バイクのカウルのように大きい物はカーボン調シートの大きさの関係で1枚で貼り付けるのが難しいと思います。
1枚で貼れるほど大きなカーボン調シートが手に入るなら1枚貼りした方が見栄えは綺麗になると思いますが、貼るのがとても大変なので目立ちにくそうな所で分割してしまった方が楽だと思います。
貼り付け完成
もう半分も同じ要領で貼り付け終わりました。
作業時間はリアカウル全て貼って2時間半くらいかかりました。
カーボン模様を合わせて貼れば分割して貼っている所は余程近い所から見ない限り分かりません。
所々下地が見えてしまっていますが、リアシートが付く所等、バイクに装着すると見えなくなる所は適当です。
バイクに取り付けしてみた
バイクに取り付けしてみました。
艶ありのシートにしたので光が反射して綺麗です。
遠くから見れば本物っぽく見えなくもないかもしれません。
まとめ
どうにか複雑な形状のカウルでもシートを貼り付けることができました。
なかなか上手く貼れなくてイライラするので地道な作業が苦手な方にはあまり向かないかもしれません。
塗装してしまった方が時間はかかりますがイライラすること無く見栄えが綺麗になると思います。