【バイク】デイトナのワンウェイバルブでV125のブレーキフルード交換してみた

2022年6月15日

デイトナのワンウェイバルブとは

面倒だったり難しいイメージがあるブレーキのエア抜きですが、これを使えば簡単です。
通常だとブリーダープラグを緩め、ブレーキレバーを握った後に離すとピストンが戻るのと同時にフルードもリザーバータンクの方向に戻るのでその時にエアーも同時に吸い込んでしまいます。


これを使うと矢印の方向にだけブレーキフルードが流れるのでエアーを吸い込むことなくブレーキフルードが排出されるだけになります。

ブレーキレバーを握って話してを繰り返し、ブレーキフルードが抜けたら減った分のブレーキフルードを継ぎ足していくだけで1人でもエア抜き作業が可能となります。

ホースは付属の物より柔らかいホースに交換しました。

アドレスV125のエア抜き

リザーバータンクのフタを開ける

プラスネジ2本外す

ホースとワンウェイバルブをセットする

ホースの出口にペットボトル等でこぼさないように受けます。
先にブリーダープラグにメガネレンチをかけておきます。(V125の場合8mmのレンチ)

ブレーキフルード交換

ブリーダープラグを少し緩めてブレーキレバーをギューっと握るとブレーキフルードがジワジワと出てきます。
緩めすぎるとブリーダープラグの根本からもブレーキフルードが滲んだりエアを吸い込んでしまう原因になります。
何回もブレーキレバーを握ってブレーキフルードを排出していきます。

矢印の方向にしか流れないのでエアを吸い込まない。

ある程度ブレーキフルードが抜けてくるとリザーバータンクの量が減ってくるので無くなる前に継ぎ足します。
完全に無くなってしまうとエアーが混入してしまいます。
混入した場合はエアーが抜けるまで「握る→補充」を繰り返します。

塗装にフルードがかからないように養生する。

塗装にブレーキフルードがかかってしまうと塗装が痛んでしまうので注意が必要です。
もしかかってしまった場合は、すぐに水で流しましょう。

排出されるブレーキフルードが透明になるまで繰り返す

2年以上交換していないフルード

排出されるブレーキフルードが透明になれば完了です。

リザーバータンク内の量を規定値になるように合わす

ブレーキフルードを抜きながら合わせるか入れすぎた分を吸い取っても良いです。

作業終了後、念のため水をかけておく

ブリーダープラグを締めてからホースを抜き、リザーバータンクのフタを閉めれば作業終了です。
ここで終わっても良いのですが、ブレーキフルードを知らない内にこぼしているかもしれないので念の為水をかけておくと安心です。

まとめ

  • リザーバータンクを空にしなければフルード交換は簡単
    エアが混入した場合や、ホース交換等でエアがたくさん混入している場合はエアーが抜けるまで繰り返す。
  • 新品のフルードと比較するとかなり濁っていたので定期的に交換した方が良さそう
  • 自分で交換すれば工賃がかからない。