【バイク】デイトナのワンウェイバルブでYZF-R1のブレーキフルード交換してみた

2024年4月9日

デイトナのワンウェイバルブとは

デイトナのワンウェイバルブを使ってYZF-R1のブレーキフルードをDIYで交換します。

ワンウェイバルブについては、前回アドレスV125でも紹介していますので詳しくはこちらをご覧ください。
原付でも大型バイクでも同じ方法でフルード交換やエア抜きが可能です。

YZF-R1(4XV)のフルード交換

初期型R1のフルードを行います。
違う年式でも方法自体はほぼ変わらないかと思います。

YZF-R1(4XV) 98年式

フロントのリザーバータンクのフタを開ける

フタにフルードが付着しているので落とさないように注意

ホースとワンウェイバルブをセットする

ホースの出口のペットボトル等で出てくるフルードをこぼさないようにする。
先にブリーダープラグにメガネレンチをかけておく(8mm)

ブレーキフルード交換

ブリーダープラグを少し緩めてブレーキレバーをギューっと握るとブレーキフルードがジワジワと出てきます。
緩めすぎるとブリーダープラグの根本からもブレーキフルードが滲んだりエアを吸い込んでしまう原因になります。
何回もブレーキレバーを握ってブレーキフルードを排出していきます。

ワンウェイバルブのおかげで一定方向にしか流れない

ある程度ブレーキフルードが抜けてくるとリザーバータンクの量が減ってくるので無くなる前に継ぎ足します。
完全に無くなってしまうとエアーが混入してしまいます。
混入した場合はエアーが抜けるまで「握る→補充」を繰り返します。

塗装面にこぼさないように注意

塗装にブレーキフルードがかかってしまうと塗装が痛んでしまうので注意が必要です。
もしかかってしまった場合は、すぐに水で流しましょう。

排出されるブレーキフルードが透明になるまで繰り返し行います。

フロントはダブルディスクなので左右とも同じ手順で行いました。

リアのリザーバータンクのフタを開ける

フタを開けるにはリザーバータンクを固定しているネジを緩めてから手前にリザーバータンクをずらす必要がありました。

フロントと同様にフルード交換をする

手順はフロントと全く同じです。
ワンウェイバルブとホースをセットし、ブリーダープラグにメガネレンチをかけておきます。

リアの場合はフットブレーキを手で上下に動かしながらフルードを排出させます。

フロント同様に透明になるまで繰り返す

フルードを規定量まで入れて終了

排出したフルードが透明になったらリザーバータンクに入っているフルードの量を規定量に合わせて終了となります。

余談

リアのフルード交換が終わった後、何故か周囲が濡れていると思ったらマスターシリンダーからフルードが漏れていました。
幸い走行中に油圧が抜けることはありませんでしたが、事故に繋がるのでしばらく走行させず、近々オーバーホールかシリンダー本体の交換が必要ですね。

古いので部品がすぐに手に入るか心配です・・・・

ダストブーツが外れ、さらにその奥からフルードが漏れている

↓こちらの記事でマスターシリンダー交換しています。