ECUの基板修理を修理業者に依頼してみた(コンデンサー液漏れ)
ECUの調子が悪くなった
ECUの症状として、チェックランプ点灯や加速時にガクガクする(息継ぎ)という症状がありました。
社外のECUを使っていて、純正ECUに戻すと症状が消えたのでECUが故障していると判断しました。
今は亡きC-ONEのECUです。
コンデンサーの液漏れを発見
ECUの中を開いてみるとコンデンサーから液漏れしたような跡がありました。
今回の症状に関係がありそうです。
既に倒産してしまった会社のECUで、もう恐らく手に入らない為なんとか修理できる業者を探してみました。
修理業者を探す【キャニーエクイップ】
調べると色々な業者が出てきましたが、中でも評価が高い「キャニーエクイップ」という業者さんを見つけました。
依頼の流れや取り扱い車種などが分かりやすくまとめられています。
その中に私が乗っているセリカGT-FOURもありました。
修理事例が無い車種の場合は、一度修理可能かどうかを問い合わせる必要があります。
LINEで問い合わせてみた
LINEの他にメールやFAXでも問い合わせ可能なようです。
写真が送りやすいのでLINEにしました。
- コンデンサーからの液漏れ
- チェックランプ点灯
- 加速時にガクガクする
といった内容を送信し、社外ECUでも修理可能かどうかを問い合わせました。
問い合わせ後
問い合わせたのがゴールデンウイーク中だったので休み明けにすぐに連絡がありました。
社外ECUでもベースが純正ECUなので修理は可能とのことでした。
純正ECUに追加基板が取り付けられているタイプなので修理可能だったようです。
パワーFC等のフルコンの場合は完全にメーカーオリジナル品なので修理可能かどうかは分かりません。
発送
早速キャニーエクイップさんに発送しました。
修理見積りは送ったECUを受け取った後に送ってくるようです。
修理の結果
見積り
ECU受取り後に、ECUユニットの内部に故障が見つかったと連絡がきました。
見積りの内容・金額に問題がなければ修理が始まります。
修理からだいたい5日くらいで戻ってくる
オプションで即日修理みたいなものもありましたが、特に急ぎではなかったので選びませんでした。
到着後、だいたい3日くらいで修理報告が来たので発送から受け取りまで5日間くらいでした。
修理完了報告後、修理代金を振り込むと送り返してもらえます。
ECUが戻ってきた
届いた箱から出すと帯電防止のプチプチに巻かれた状態になっていました。
梱包も丁寧です。
ECUの中身を見ると保証対象外になる
早速修理したところを見たかったのですが、中が開けられないように封印テープが貼られています。
テープを剥がすと保証が対象外になるとのことなので中を見るのを我慢しました。
保証が切れた後に見てみたいと思います。
修理箇所
- 電解コンデンサー8個交換
- 電解液清掃
- 断線補修
- 防湿・絶縁コーティング
- 品質試験
- めっき処理・ハンダ修正
コンデンサーの液漏れだけだと思っていたのですが、断線もあったようです。
コンデンサー交換だけなら自分でもできそうですが、基板の補修となると自分で出来ないので依頼して良かったと思います。
修理点検費用
修理代金36,300円+送料814円
合計37,114円となりました。
修理箇所が多かっただけに予想より金額が高くなりました。
ECUを取り付けて試運転してみた
キャニーエクイップさんが用意できる車種の場合は「実車試験」もやってもらえるそうです。
流石に珍しい車種だと厳しそうですが。
チェックランプも消え、加速も問題ありませんでした。
これでECUがほぼ新品同様となったのでしばらく安心して乗れそうです。