プラリペアでバイクのカウル割れを補修してみた
プラリペアとは
プラリペアとは付属の粉と液体を混ぜ合わせることで硬化する造形補修材です。
粉と液体が硬化後に樹脂になるので、割れてしまったプラスチックをくっつけることができます。
粉と液体の他にスポイトと小さいボトルに注射針のような針が付属していました。
これらを使って割れてしまったバイクのカウルを補修してみたいと思います。
今回は黒いカウルを補修するのでカラーをブラックに選びましたが、ホワイト等全6色あるようです。
割れたカウルを補修する
リアフェンダーのカウルがナンバープレートとステーの重みで割れてきているのを補修してみます。
社外品のフェンダーなので強度的に弱いのかもしれません。
テープで割れている部分を補修していましたが、格好が悪いです。
プラリペアの使い方
- 針を小さいボトルに取り付け、ボトルの中に液体を入れる
- スポイトを使って粉の上に液体を一滴たらす
- 固まった部分を針を使って持ち上げる
少量の液体を落とすことで一部分だけ固まりかけています。
- 持ち上げた塊をカウルの裏面から割れているところにくっつける
くっつけると同時にボトルを指で押し込むと針の先端から液体がじわ~っと出てくるので針先で形を整えながら割れ目を塞いでいきます。
粉と液体が完全に混ざり合ったあと、5分ほどで硬化します。
基本的な使い方は以上です。
硬化中に指で押さえていないと広がってしまう場合は、バイスプライヤーで固定させておくと楽です。
プラリペアで穴は塞げるのか
私の場合、ただ割れているだけでなく破片がどこかに行ってしまって穴が空いています。
テープで穴を仮で塞いだ上でカウル裏側からプラリペアを流し込みました。
針で整えるのが難しかったので指で伸ばしながら整えました。
指はかなり汚れましたが、硬化後はペリペリ剥がれてくれるので問題ありませんでした。
形は悪いですが、塞ぐことが出来ました。
完全硬化後はしっかりと固まっていて剥がれ落ちることは無さそうです。
完成
ナンバープレートを取り付けましたが、グラつきも少なくしっかりくっついているようです。
説明書きにも「硬化後はプラスチックと同等の物性を発揮する」と書かれているのは本当だったようです。
後日ツーリングに行った後にくっつけた所に変化がないか試してみようと思います。