ヤマハ ジョグZRエボリューション(SA16J)についてまとめてみた

2022年6月14日

学生の頃に乗っていたジョグZRエボリューションのことを急に思い出したのでこの機会にまとめてみました。

ジョグ(SA16J)とは

ジョグのSA16Jという型式の中にも複数のバージョンが存在します。
主にSA16Jのことを「リモコンジョグ」という名前で呼ぶことが多いです。

  • リモコンジョグ
    「Gロック」の解除をリモコン操作で行うことができる。
    リモコン操作時のアンサーバック機能付き。
    フロントディスクブレーキ

  • リモコンジョグZRエボリューション
    「Gロック」の解除をリモコン操作で行うことができる。
    リモコン操作時のアンサーバック機能付き。
    フロントディスクブレーキ
    ZR専用装備(後で説明します)

  • ジョグC
    リモコン無しの廉価版
    その他にも色々なパーツがコストダウンされている
    フロントディスクブレーキ

年式によって色々な違いがあるようですが、大まかにまとめるとこんな感じです。
どのグレードにもフロントディスクブレーキが装着されているのはすごいですね。

リモコンジョグとは?

ZR専用の装備ではありませんが、今の原付には付いていないので紹介しておきます。

リモコンジョグを買うとエンジンをかける為のカギとは別にリモコンがついてきます。
このリモコンを使うことで以下の操作ができます。

  • Gロックの解除
    この年式くらいからヤマハのスクーターに装備されだした機能
    キーシャッターを閉じて後輪をロックする盗難防止機能

  • メットインのロック解除
    毎回カギを回さなくてもメットインが解除されるので少し楽でした。

またリモコンを操作した時に左右のウインカーが点滅するので車みたいでかっこいいと当時は思っていました。

メットインを取り外すとリモコンの受信ユニットがある

ちなみにリモコンビーノというヤマハビーノにリモコン機能を付けたグレードも存在します。
リモコンビーノはリモコンが黒色で安っぽさが無いので流用している人も居ました。

ジョグZRエボリューションの専用装備

ジョグZRエボリューションという名前がもう高校生が好きそうな名前ですよね(笑)
名前だけでなく専用装備もたくさんあります。

通常のジョグとの違いを見ていただければと思います。

ハイマウントストップランプ付リアスポイラー

通常のジョグだとキャリアがついている所にZRの場合はリアスポイラーが装着されています。
またブレーキランプが内蔵されているのでブレーキを握ると同時に点灯するのがかっこよかった思い出があります。

流行っていたのか当時のスクーターの上位グレードには他のメーカーでも付いていましたね。(ZZやZXなど)

専用メーター

カギをONの位置にするとメーターの針が動いてやる気にさせてくれる機能があります。
50ccにオープニングセレモニーが付いているのはかなり珍しいのでは?

また、燃料系とオドメーターがデジタル表示だったり、メーターの照明が青く光るなど凝った作りになっています。

リザーバータンク付きリアサスペンション

これも50ccに付いているのは凄いと思った装備の1つです。
違いは分かりませんでしたが、高性能なサスペンションです。

バネの色も赤色で付いているだけで周りから羨ましがられます。
年式によっては付いていない物もあります。

赤いブレーキキャリパー

かっこいい要素の1つと言えば赤いブレーキキャリパーですよね。

これも年式によっては赤色じゃなかったかもしれません。

スポーツタイプ マフラープロテクター

マフラーのプロテクター(ヒートガード)がシルバーに塗装されていて見た目がちょっとスポーティです。
社外チャンバーには交換せずにこのまま乗っていました。

キャストホイール

通常のジョグは鉄丸出しのホイールですが、ZRは黒く塗装されたキャストホイールが装着されていて、足元が引き締まっています。

マルチリフレクター

灯火類が全てマルチリフレクターで、ウインカーにはクリアレンズが付いています。

また、ヘッドライトが青白く光るバルブが付いています。

元から見た目が良かったので後から社外品に交換する必要がありませんでした。

専用の変速比

エンジンの馬力はどのグレードも共通で6.5馬力ですが、変速比が異なるので通常のジョグとは違った走りが楽しめました。

昔乗っていたジョグZRエボリューション

学生の頃に乗っていたジョグZRエボリューションです。

外装だけ新品に交換していたので専用エンブレムと前のクリアウインカーがありませんが、正真正銘のジョグZRエボリューションです。

特徴的なリアスポイラーが懐かしいですね。

登録書類の排気量を書き換えて黄色ナンバーで乗っていました。
いわゆる書類チューンってやつです。
区役所で簡単に書類チューンが出来ましたが、今でも出来るのでしょうか?

キタコ製 スピードメーター

キタコの120キロスケールのスピードメーターに交換していました。

CDIを社外品に交換してその他ノーマル状態で80キロくらいまで出た記憶があります。

2ストなので今の50ccと比べるとかなり速かったですね。

まとめ

  • 2スト時代の50ccは速かった
    現行の4スト50ccが4馬力くらいしかないのに対して6.5~7.5馬力くらいあったので速かった。
    これくらい小さいバイクになると数馬力の違いは体感できます。

  • 最近あまり見なくなったが機会があればもう一度乗ってみたい

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Posted by tarou