スマホのカーナビアプリは車載ナビの代わりになるのか

2022年6月14日

スマホのカーナビアプリの性能も上がってきているので車載カーナビを買う必要が無いのではないかと思ったのでそれぞれのメリットデメリットを比較してみたいと思います。

smartphone car technology phone

車載カーナビのメリット・デメリット

メリット

所有感がある

運転席にカーナビがついているとかっこいい。

最近の良い車には大きなディスプレイが当たり前のようについていて内装がかっこいいです。

また、音質が良いカーナビや地図が見やすかったり等メーカーによって特徴が様々で選ぶのが楽しいです。

black brown and gray bmw car interior view

見た目がスッキリする

どの車もカーナビ等のオーディオを収めるスペースが内装にはあるのでそこにカーナビを取り付けることで見た目がスッキリします。

最近では車種ごとに専用設計のカーナビなんかもあってより見た目がスマートです。

カローラフィールダーハイブリッドの車内

スマホのナビを使う場合、充電ケーブルやスマホ本体を置くことでダッシュボード上の見た目が悪くなってしまいますね。

目的地までの案内が見やすい

知らない道でもどの車線に居れば良いのかを事前に教えてくれたり、高速を使う場合でも高速料金を事前に教えてくれたり等、案内が丁寧で見やすいです。

しかし、スマホナビも性能が上がってきているのでそのうち追いつかれるかもしれません。

デメリット

本体代が高い

安い物でも新品なら8万円とかします。
ポータブルナビならもっと安いですが、ダッシュボード上に設置することになるので除外しています。

もっと多機能で良い物を買おうと思ったら本体代だけで十数万とか当たり前です。

取付工賃がかかる

自分で取り付けられる人はかかりませんが、カーナビ本体の他にGPSアンテナ・TVアンテナ・マイク等の配線作業に時間がかかるので工賃はそこそこ高いです。

最初から車についた状態で買う場合は工賃はそこまで気にならないかもしれませんが、後から取り付けたり買い換えたりする場合は本体代の他に取り付け工賃がかかります。

地図更新にお金がかかる

新品でカーナビを買った場合は最初の数年間は更新料が無料という場合もあります。

しかし、キャンペーン等を使わずに地図を更新する場合はメーカーにもよりますがだいたい15,000~20,000円くらいはかかると思ってください。

数年くらいなら古い地図のままでもそこまで問題はありませんが、新しい道ができたりするとカーナビ上では道がないところを走るということがよくあります。

また、古い機種になってくると更新が打ち切られて最新版の地図に更新できなくなるということもあります。

カーナビアプリのメリット・デメリット

ここで説明するメリットとデメリットは色んな人がよく使っているであろう「Googleマップ」と「Y!カーナビ」を基準に説明します。

メリット

基本的に無料で使える

GoogleマップもY!カーナビも基本的には無料で使うことができます。

有料会員になることでカーナビアプリの機能が増えたりするものもありますが、目的地に行って帰ってくるだけなら無料会員の範囲でも問題ありません。

どの車にも使える

スマホにアプリが入っているだけなのでどの車に乗り換えても使うことができます。

車によってはスマホを固定する為のスマホホルダーが付いていない等の違いはあるかもしれませんが、使用する分には問題ありません。

また、ログイン機能を使うことでよく行く場所や自宅の設定をいつでも呼び出せるので便利です。

地図更新も無料

車載カーナビでは地図更新にお金がかかりますが、カーナビアプリでは地図更新にお金はかかりません。

新しい道ができたとしてもしばらく待てば更新されているので助かっています。

案内が見やすい

特にY!カーナビの場合ですが、車線が多い道でも分かりやすく案内が出たり、高速料金が事前に分かるようになっていたり、経由地を設定したり等、車載カーナビに近い造りになっています。

デメリット

スマホを固定する必要がある

スマホアプリでナビを使う場合、見やすい位置にスマホを固定する必要があります。
固定の為にスマホホルダー等を買って取り付ける必要があり、固定場所はほとんどの場合エアコンの吹き出し口かダッシュボードの上になります。

green nokia smartphone

私の場合ですが、スマホをダッシュボードの上等に置くことによって見た目が良くないのであまり好きではないです。

電波の弱い場所だと使えない

スマホの電波が弱いところに行くと目的地の検索が出来なくなることがあります。

都市部だとそんなことはまずないですが、田舎の山道を走っていると圏外の地域は割と多いです。

充電しながら使う必要がある

カーナビアプリをずっと使っているとバッテリーがすぐに減ってしまいます。

使っているスマホのバッテリー容量にもよりますが、案内をしている間は常に画面が点きっぱなしなので本体も発熱する上にバッテリーの減りも早いです。

シガーソケット等からUSB充電する為のアクセサリーが必要になります。

案内等の音声がスマホから出る

車載カーナビと同じように案内音声が車のスピーカーから出ません。

スピーカーから出す場合は、FMトランスミッターやカーオーディオが対応している場合はAUXケーブル等で接続する必要があります。

車が通れない道を案内される

過去にGoogleマップを使っている時に遭遇した出来事ですが、明らかに車が通れない道に連れていかれました。

他にもこういう報告が多数あるのでこれも少しずつ改善されていくかもしれませんね。

背の高いミニバンを運転しているときにこんな道に案内されました。
道幅はギリギリ問題無さそうでしたが、スーパーカー並みに車高が低い車しか通れなさそうでした。

他にも写真は撮ってないですが、自転車しか通れないような道幅の道にも案内されたりすることがありました。

まとめ

車載カーナビとスマホアプリを使う場合のメリットデメリットを考えた上でどちらを選ぶのか考える必要があります。
私の場合は、車が好きなので見た目重視で車載カーナビを選んでいます。

スマホアプリを使う場合、手軽ではありますがスマホスタンドやケーブル等、ある程度他に用意しなければならない物があります。

PCスマホ関係

Posted by tarou