自動車の天井を墨汁と染めQで黒く塗ってみた【ヘッドライニング塗装】
内装を黒くしたい
最初から天井(ヘッドライニング)が黒い車もありますが、車の天井ってグレーやベージュのような色が多くて、ダッシュボードは黒なのに統一感が無いなぁってずっと思っていたので重い腰をあげてやってみました。
気を付けているつもりでも服に墨汁が飛んでいたりするので汚れても良い服で作業してください。
出かける時に着る服で作業したせいで所々黒い点がついてしまい、着れなくなってしまいました(笑)
どうやって黒くするか
- 染めQで塗る。
布だろうが樹脂だろうがなんでも綺麗に塗ることができます。
しかし、1本2,000円以上するし天井を塗ろうと思ったら何本必要なのか分からないのでルームミラー等の小物だけに使うことにしました。 - 墨汁で塗る。
書道で使うあれです。
調べてみると何件か墨汁で塗っている方を見つけました。
これなら100円ショップでも売っているしたくさん買っても安く済みそうです。
![](https://r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7130-768x1024.jpg)
途中で無くなると買いに行くのが面倒なので多めに買いました。
お店に売っている墨汁が全てなくなってしまいました(笑)
友人と一緒に作業したので2ドアクーペならこの半分くらいでも足りるかと思います。
内装を外す
![塗る前のルーフライニング](https://i1.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7122-scaled.jpg?ssl=1&resize=1920%2C1920)
![ルーフライニングを外したところ](https://i0.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7125-1-scaled.jpg?ssl=1&resize=1920%2C1920)
車種によって外し方が異なるので外し方は各自で調べてください。
天井外す為にリアシートの脱着、側面の内装パネルの脱着が必要になってくるかもしれません。
20年落ちの古い車なので汚れもあって汚いです。
塗ってみた
![墨汁をバケツに貯める](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7127-scaled.jpg?ssl=1&resize=1920%2C1920)
![ルーフライニングを墨汁で染める](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_9185.png?ssl=1&resize=828%2C828)
ムラなく塗る為にローラーとローラーバケットがあると便利です。
刷毛では時間がかかりすぎて効率的ではありませんでした。
どんどん天井の布が墨汁を吸い込んでいくので何往復もしないとなかなか黒くなりませんでした。
染めQで小物を塗る
![ルームミラーを染めQで塗装](https://i1.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_5957-scaled.jpg?ssl=1)
![サンバイザーを染めQで塗装](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7138-scaled.jpg?ssl=1)
小物類は染めQで塗りました。
どんな物でも綺麗に色が乗りますね。
完成
![](https://r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7134-768x1024.jpg)
塗り終わるとこんな感じ。
少しムラができている場合追加で上から塗り重ねましょう。
![車の天井が黒くなった様子](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7145-scaled.jpg?ssl=1)
![天井を黒化完成](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7146-scaled.jpg?ssl=1)
内装を戻しました。
統一感があって凄く良いです!
特に夜なんか暗くて落ち着きます。
数日後にムラが出てきた場合
![](https://r1st205.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7151-scaled.jpg)
気にしなくてもさらに数日放置してれば気づいた頃に消えてます。
雨が入らない程度に少し窓を開けておくと良いかもしれません。
数日後に補修してみた
よく見ると色が薄い部分があったので小さい墨汁のボトルと筆を用意して補修しました。
少しくらいなら補修が可能なので塗り残しがあっても安心できますね。
![天井黒化の補修](https://i1.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_9571-scaled.jpg?ssl=1)
![天井黒化](https://i2.wp.com/r1st205.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_9573-scaled.jpg?ssl=1)
まとめ
- 良かった点
安く天井を黒くできる。
後から塗り残しに気づいても筆に少し墨汁をつけて塗り重ねることで修正できる。 - 良くなかった点
墨汁なので仕方ないが、天井の手触り感がガサガサになる。
今回使った染めQは内装部品以外にも外装部品にも使うことが出来ます。
古くなった樹脂パーツの見た目を復活させるのに使った様子をまとめている記事があるので良ければご覧ください。