アドレスV125にアリエクの中華社外メーターを取付してみた
アリエクの社外メーターとは
アリエクスプレスという中国の通販サイトで売られているアドレスV125用の中華メーターを紹介します。
アドレスV125用の社外メーターというと今まではキタコかタケガワくらいしかありませんでしたが、ついに中国製の安い社外メーターが売られるようになりました。
キタコの社外メーターを取付していましたが、今回は中華メーターに交換してみたいと思います。
安く買う場合はアリエク一択
メルカリやヤフオク等のフリマサイトでも買うことが出来ますが、転売価格で売られているので安く買いたい場合はアリエクスプレスで直接買いましょう。
フリマサイトで購入する場合は8000~10000円程度で売られていますが、アリエクスプレスで購入すれば送料込みで5000円以下で購入することが出来ます。
中華メーターの取り付け
今回取付したV125はK7と呼ばれているモデルになります。
K5~K7まではほぼ同じような配線ですが、K9以降は配線が異なってくるかもしれません。
基本的には付属の説明書とタケガワのV125用メーターの説明書を見ながら接続先を判断して配線します。
配線作業
メーター本体には特に線処理がされていないので、まずはギボシ端子を取付します。
ギボシ端子を取付しただけでは取り付けることが出来ない為、私の場合は故障した純正メーターを持っていたのでコネクター部分を流用しました。
車体側のケーブルを加工してギボシ端子で接続しても良いのですが、出来れば車体側のケーブルは加工したくなかった為、純正メーターのケーブルを切断してコネクターだけ流用します。
配線をコネクターのどこに接続するのかについてはタケガワのV125用社外メーターの取扱説明書を参考にしました。
メーター側の配線についてはメーターの説明書を見ながら合致するように繋ぎ合わせます。
タケガワV125用メーター説明書 (URLをクリックするとPDFがダウンロードされます。)
燃料計・FIランプ・アラームランプ(V125Gのみ)・電源・アースはコネクターを流用すれば接続が終わります。
ウインカーインジケーターの配線
V125(K7)の場合は純正メーターに元々ウインカーインジケーターがついていますが、左右共通で1つのインジケーターです。
純正の配線を確認すると左右別々のウインカーの配線2本が1つにまとめられているので、まとめられている箇所の手前で切断して別々にギボシ端子を圧着しました。
K5等の純正メーターにウインカーインジケーターが無いモデルはメーター下のコネクターに配線が無いと思われる為、ウインカー球から分岐させる必要がありそうです。
ハイビームインジケーターの配線
ハイロー切り替えスイッチから出ている黄色線を分岐させてメーターのハイビームインジケーターのケーブルに繋ぎました。
タコメーターの配線
タケガワの説明書を見て回転数信号をECMから取り出します。
ECMからメーターまで少し距離がある為、少し長めの電線を用意する必要がありました。
ECMの配線の長さに余裕がなかった為、エレクトロタップを使用して接続しました。
ウインカーリレーについて
社外メーターのウインカーインジケーターを使用すると、純正のウインカーリレーだと点滅しなくなります。
LEDに対応したウインカーリレーに交換する必要があります。
2ピンタイプのリレーを購入する必要があります。
汎用のリレーを購入するとコネクターの形状が純正と異なる為、平型端子を使って車体側のコネクターに挿しこみました。
ここでも極力車体側のケーブルやコネクターは切ったり加工したりしない方向で作業しました。
探せば加工なしでポン付け出来るスズキ車向けのLED対応リレーが売られているかもしれません。
リレーの固定は元々純正リレーがついていたゴムバンドに無理矢理はめこみました。
車体への取り付け
フロントカウルとハンドル部のカウルを取り外す必要があります。
配線と同時並行で取付していきました。
純正メーターのコネクターだけ流用したので、車体側から出ているコネクターに接続しました。
スピードメーターケーブルもそのまま使います。
前項で説明したようにハイビームインジケーターとウインカー信号と回転数信号だけはコネクターとは別に引き直す必要があります。
メーターの下にあまりスペースが無い為、カウルが固定できるようにどうにか押し込みました。
無事取付が終わりました。
メーターの動作確認
配線が終わったら各機能が正常に動作しているか確認します。
動作確認した様子を動画にしています。
動画では夜に確認していますが、昼間でも見にくいといったことも無く見やすいです。
夜は逆に少し眩しいくらい明るいです。
古いバイクですがメーターだけ一気に新しくなりました。
メーターの機能について
使い方については付属の説明書にかかれていますが、ODOメーターとTRIPメーターの切り替えと速度警告の機能があります。
速度警告については設定速度をオーバーすると警告灯が点滅するようになっています。
まとめ
- 配線のスキルがある人じゃないと取付は厳しい
- 車体側の接続先についての説明は無い為、ネットで情報を集めながら作業する必要があった
- 接続先についてはタケガワの社外メーターの説明書が参考になった
- 耐久性はまだ未知数ですが、送料込み5000円以下で買えることを考えると多機能でかなりお得
- メーターのデザインは人によって好みが分かれそうですが、自分は嫌いじゃないです