車高を下げたスイスポ(ZC33S)のリアフォグランプを撤去して車検対応にする方法
車高を下げると保安基準に適合しなくなる場合がある
前回の記事でスイフトスポーツに車高調を取付しましたが、リアフォグランプの高さが235mmとなってしまいました。
保安基準に適合する為には250mm以上必要なので、車検に通らない状態になってしまいました。
そこで、今回はリアフォグランプを撤去して保安基準に適合させる方法を紹介します。
フォグランプの高さに決まりがあるのでレンズの下半分をテープ等で隠して保安基準をクリアする方法もあるようですが、リアフォグランプが無くて保安基準に引っかかるということは無いので撤去してしまうことにしました。
あっても使ったことないし。
リアフォグランプを取り外す方法
リアフォグランプ裏のカバーを外す
車体をジャッキ等で持ち上げても良いですが、寝転んで頭を突っ込めばギリギリ作業が出来ました。
車高を下げすぎているとこの方法は使えません。
まずはリアフォグランプ裏のカバーを取り外します。
クリップとプラスネジが左右に1つずつ付いているので外します。
クリップとネジを取り外すとこのようにカバーが下に降りてきます。
リアフォグランプ本体を取り外す
先ほど外したカバーの奥を覗き込むと本体が裏からナットで固定されているので外します。
ナットを外すとこのように前に取り出すことが出来ます。
本体と一緒にハーネスも取り外しておきます。
ハーネスの真ん中にクリップで車体に固定されているので外すのに少し力が要りました。
外すとこのようにバンパーに穴が空きます。
一度も外したことが無い場合はかなり汚れていると思いますので掃除しておきます。
リアフォグランプカバーを取付ける
カバーはスズキSX4に使われているカバーがそのまま付くとのことだったので取り寄せて購入しました。
品番は「71822-61M00-5PK」です。
また、取付けるのにタッピンネジが必要です。
ホームセンター等で購入しても良いですが、同時に純正で取り寄せる場合は「03541-0516A-000」が取付けネジの品番です。
部品代も数百円で済みますし、スズキってこういう純正流用出来る部品が意外とあって良いですよね。
純正流用のカバーも良いけどカッコいいカバーが良いって人はレイルからバックフォグランプカバーが販売されていますのでそちらをどうぞ。
私はこっちにしようかと悩みましたが、純正部品の安さにつられて購入しませんでした。
カバーの取付け
カバーはこのままでも取れないんじゃないかってくらいバンパーの穴にバチンっとはまります。
またバンパーの下に顔を突っ込んでカバーを裏から固定します。
プラスネジ2本で固定するだけです。
スペースがあまり無いので長いドライバーだとプラスネジを締めることが出来ません。
短いドライバーかラチェットタイプのドライバーが必要です。
まとめ
純正部品を流用することで安く保安基準に適合させることが出来ました。
見た目は地味ですが、純正部品なので問題なく取り付けることが出来ました。
少し弄った感を出したければレイルのバックフォグランプカバーを導入した方が良さそうです。