スイフトスポーツ(ZC33S)のウインカーをLEDに交換してみた
LED化するには抵抗が必要
ほとんどの車はウインカーをLED化するとハイフラ現象が起こってしまいます。
従来の車だとウインカーリレーをLEDに対応した物に交換するだけで対処することが出来ましたが、最近の車はウインカーリレーが無く、全てコンピューターで制御されているので抵抗を入れて対処するしか方法がありません。
もしかすると今後新たな対策法が出てくるかもしれませんが。
純正の配線に傷をつけないようにするには
抵抗を取り付ける為に純正の配線に傷をつけたくなかったので純正のカプラーと電球の間に挟むタイプを選びました。
もちろん抵抗内蔵タイプを使っても良いのですが、発熱量が多く排熱も悪いので長時間ウインカーを点滅させるとハイフラしたりすることがあるので今回は使用しませんでした。
取付け方法については次の項目で説明したいと思います。
ウインカーをLEDに交換する方法
フロントウインカー交換
フロントのウインカー球は「S25 ピン角違い 150°」です。
抵抗が内蔵されていないタイプを探すとあまり数がありませんでした。
ぶーぶーマテリアルというメーカーの物が抵抗内蔵ではなく良さそうだったので今回はこれを選びました。
抵抗内蔵タイプの物でも良いという方は選択肢がたくさんあるので好きな物を選んで取り付けしてください。
電球を外す
純正のウインカー球を外します。
ヘッドライトユニットの裏側を覗くと見えます。
左に回すとソケットごと引き抜くことが出来ます。
LED球を取付ける
元々の車体側のカプラーに今回購入した抵抗器付きのケーブルを接続。
抵抗器付きのケーブルの方にLED球を取付けます。
次にヘッドライトユニットにLED球を取付けます。
抵抗器を取り付ける
抵抗を取付けます。
抵抗はかなり発熱しますので、取付けする際は金属に触れさせるか空中に浮かせる等の工夫が必要です。
配線や樹脂のカバー等に接触させて固定することが無いようにしてください。
今回は適当に余っていたL型の汎用ステーを使いました。
2か所で固定するのが一番良いですが、ちょうど良いステーが無かったので1か所で固定しています。
ステーを車体の適当なボルトと共締めしました。
ヘッドライトやリザーバータンク等の樹脂部品や配線に触れることがないように気を付けながら取り付けます。
抵抗内蔵タイプのLED球を使う場合はこの作業は必要ありません。
リアウインカー交換
リアのウインカーは抵抗を入れるスペースが無いので仕方なく抵抗内蔵のLED球を使いました。
リアのウインカー球は「T20 ピンチ部違い」です。
抵抗内蔵タイプはたくさん売られているので好きな物を選んでください。
テールランプユニットを取付ける
リアのウインカー球を交換するには、テールランプユニットを外す必要があります。
写真の2か所のボルトを取り外すと外すことが出来ます。
写真右側のカプラーがウインカー球です。
電球をLEDに交換する
カプラーを左に回すと取り外すことが出来ます。
カプラーから純正球を引き抜いてLED球に差し替えるだけです。
元通りにテールランプユニットに取り付けた後、テールランプユニットを元に戻せば完了です。
ウインカーを点灯させた様子
LEDに交換すると点滅にキレがあって良いですね。
リアは夜だと少し眩しすぎるかもしれません。