運転席と助手席の足元が雨漏りしている場合の対処法
運転と助手席の足元が濡れている場合
車の運転席や助手席の足元辺りが濡れている場合、雨漏りしている可能性があります。
また、助手席だけしか濡れていない場合は、助手席側にエバポレーターが設置されていることが多いのでエアコン周りの故障の可能性もあります。
このまま放置すると、車内がカビ臭くなったりボディが錆びてしまったり等悪いことしかないので早めに対処しましょう。
雨漏りしている箇所を見つける
ドアのウェザーストリップなど、すぐに分かる所が原因だとまだ良いのですが、漏れている箇所が分からない場合は厄介です。
足元が濡れている場合は、フロントフェンダーの中にあるグロメットが劣化している可能性があります。
グロメットとは、エンジンルームから車内にケーブルを通すところに水やゴミが侵入しないように取り付けられているゴムのパッキンのようなものです。
どんな車でもフェンダーを外すとケーブルが通っていると思います。
そのケーブルが車内に入っていくところにグロメットがあります。
グロメット交換
私の車の場合は、ケーブルが通っている所と何も通っていないグロメットの2か所ありました。
左右入れると4か所です。
配線が通っている方のグロメットは交換できませんが、何もない方のグロメットは純正部品として手に入ります。
部品代も200円くらいなのでかなり安いです。
手で簡単に外すことができるので難しくありません。
新品と比較すると劣化しているのが一目瞭然です。
古い方はゴムの弾力もなくなってひび割れていました。
シーリング剤で補強する
グロメットを交換するだけでも良いですが、滅多にフェンダーを外すことがない為シーリング剤で補強しておきます。
また、交換が出来なかったケーブルが通っている箇所のグロメットも補強しておきます。
グロメットと車体側の隙間にシーリング剤を流し込みます。
硬化まで時間がかかるのでその間にフェンダーを元に戻して終了です。
シーリング剤はお風呂や水回りで使うような物で良いと思います。
色々な種類がありますが、屋外用を使ってください。
まとめ
- 古い車は漏れていなくても予防整備としてやっておくべき
- 意外と気付きにくい場所だが、部品代が安く済む