アドレスV125にヤフオクの激安インジェクションコントローラーをつけてみた
V125のインジェクションコントローラー
インジェクションコントローラーと聞くと武川や油漢などの有名メーカーの物を思い浮かべますが、どれも良いお値段がして買おうか迷いますよね。
しかも、付けてみて効果があるかも分からないし・・・(使ったことがある人なら別ですが)
そこで、試しにヤフオクで「V125 インジェクションコントローラー」と検索してみたところ、自作して出品されている物をいくつか発見しました。
過去の履歴を見てみると評価も良いしいくつか売れてる様子。
4780円で売られている物を試しに買ってみました。(2022年12月現在の価格)
ダメだったとしてもこの値段なら諦めがつきそうです。
インジェクションコントローラー取付
取付方法はかなり詳しく書かれた説明書が付属していたので簡単に説明します。
配線加工
まずはメットインボックスを取り外します。
エアクリーナーボックスに刺さっている吸気温度センサーのコネクターを抜きます。
やり方としては、吸気温度センサーにインジェクションコントローラーを割り込ませて吸気温度を誤魔化すことで燃料の噴射量を変化させる物のようです。
作業内容は電工ペンチを使ったことがある人なら簡単に終わります。
純正のケーブルを切断し、ギボシ端子を圧着してインジェクションコントローラーを取り付けます。
万が一インジェクションコントローラーを外す場合でも純正のケーブルに圧着したギボシ端子同士を繋ぎ合わせれば元に戻せます。
本体の取り付け
インジェクションコントローラー本体を給油口の横辺りに取付しました。
両面テープも付属しているので別で用意する必要はありませんでした。
両面テープで貼り付ける前にメットインがちゃんと閉まるかどうか確認してください。
画像の位置ならほぼ大丈夫だと思います。
ケーブルを吸気温度センサーの近くに持って行く為にメットインに穴をあけました。
穴からケーブルを通すとこのような感じです。
先ほど圧着したギボシ端子と接続しながらケーブルが動かないように結束バンド等で固定します。
こういった作業が得意な人なら30分から1時間もあれば終わるような作業だと思います。
噴射量のセッティング
インジェクションコントローラーのセッティングを行います。
本体のケースを開けると、このような小さなスイッチがたくさん並んでいます。
詳しくは購入したときの説明書に書かれているので省きますが、左側の1~4のスイッチと右側の1~8のスイッチを組み合わせてセッティングします。
私の場合は、マフラーのみ社外品でその他は純正なので左側が「1」右側が「4」という組み合わせが一番しっくり来ました。
セッティング方法は個体差や社外パーツの組み合わせによって異なるので、何回も走ってはスイッチを切り替えてを繰り返すしかありません。
乗ってみた感想
今までずっとマフラー交換のみで走ってきたのでかなり違いが分かりました。
特に出だしからのトルクが上がってかなり乗りやすくなった印象です。
上り坂や信号待ちからの加速が楽に感じます。
実際に同じアドレスV125に乗っている友達と加速勝負をしたら明らかにこちらの方が速かったので気のせいでは無いと思います。
噴射量が上がった分燃費は悪くなっているかもしれませんが、給油するタイミングはほぼいつも通りなのであまり気にならないかもしれません。(セッティングにもよります)
まとめ:原付いじりは楽しい
・安いインジェクションコントローラーでも十分に効果があった。
・高いメーカー品はエンジン回転数ごとに弄れたりするので、こだわる人はオススメしないかも。
・原付は安くてすぐに効果が表れて分かりやすいから楽しい。